乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.254
2021.07.04
CAR

スニーカーみたいに乗りこなせる「コンパクトSUV」のオススメ6台

普通のSUVはデカすぎる。でもコンパクトカーは見た目がね。という人に人気のコンパクトSUV。

人気があるから各社も積極的に新型モデルを投入、ってことで選択肢が多いのも人気の理由。

手軽にサッと乗れて、燃費もいいコンパクトSUVを、スニーカーのように乗りこなそう。

 

■アウトドア派が好む「ホンダ フィットクロスター」

フィットクロスター
1.5Lガソリンエンジン+2モーターのハイブリッドシステム。ほとんどモーターで走る。

現行型のフィットは、従来のように装備などの違いでバリエーションを増やすのではなく、ライフスタイルやライフステージに応じた5つのモデルを用意している。

その中のアウトドア派向けのモデルが、このクロスターだ。

5つのモデルでインテリアカラーが異なる。クロスターはソフトグレーとブラックが基調。

ハイブリッドシステムや安全機能はほかのフィットと同じく、このクラスではトップレベル。さらにホイールアーチを備えてSUVルックにしたり、シートに撥水性を持たせるなど、ターゲットに合わせた装備を備えている。

また最低地上高は他モデルより25mm高い160mm(2WD)となり、ルーフレールも付けられるし、4WDも選べる。

2〜3人でキャンプや、ショートボードを載せて海へもと、遊びに打ってつけの一台だ。

 

■万人に愛される「トヨタ ヤリスクロス」

ヤリスクロス
デザインの大幅変更でヤリスよりひと回り大きいが、それでも全長4180×全幅1765×全高1590mmと十分コンパクト。最低地上高は170mm。

ヤリスのSUVルックがヤリスクロス。1.5Lガソリンエンジンや1.5L+モーターのハイブリッドシステム、2WD/4WDのラインナップといった基本はヤリスと同じ。

エクステリアデザインやメーターパネル周りのデザインなどが変更されている。

衝突被害軽減ブレーキなど先進安全運転支援機能も装備。WLTCモード燃費は2WDのハイブリッド車で30.8km/Lと家計に優しい低燃費。

先行車の速度に合わせて走れるアダプティブクルーズコントロールは、ヤリスクロスだけ全車速対応に。また横から強風が吹いても車線からはみ出さないよう自動制御してくれる機能まで備わる。

さすが世界販売台数トップで時価総額も世界トップクラスのトヨタ、見た目はキッチリSUVで、中身はしっかり乗りやすい。まさに万人向けのSUVだ。

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■気持ちいい走りの「マツダ CX-3」

CX-3
全長4275×全幅1765×全高1550mm。2WDと4WDがある。

マツダ2(旧車名はデミオ)のSUV版がCX-3だ。

2014年11月にデビューした際には1.5Lディーゼルのみ搭載していたけれど、現在では1.5Lと2Lガソリンエンジンも選べるようになった。またディーゼルも1.8Lターボに切り替えられている。

インテリアの質感の高さもCX-3の魅力のひとつ。高級皮革のナッパレザーを使ったシートも用意されている。衝突被害軽減ブレーキなど先進安全運転支援機能も装備。

最低地上高はマツダ2より15mm高められた160mm。一方で全高は50mm(2WD)高いから、その分は室内空間に充てられたってことだ。

もちろんマツダらしく、背が高くても「人馬一体」は健在。滑らかにコーナリングするGベクタリングコントロールや、わずかなスリップも瞬時に検知して制御してくれるiアクティブ4WDなど、とにかく「気持ち良く走ろうぜ」がギュッと詰まっている。

 

■国産車感覚で扱える「プジョー 2008」

2008
全長4305×全幅1770×全高1550mm。

208のSUV版で、208から全長が210mmも延びている2008。

それだけ室内もラゲッジも広く、ラゲッジ容量は通常で434L、最大で1467Lと、同門シトロエンのC5エアクロスに匹敵する広さを得ている。

それでいて全高を日本車のように1550mmと、都市部の立体駐車場に収まるサイズに抑えられているのはうれしいところ。

底がフラットな形状のステアリングは他社と比べて小型でスポーティ。インパネにはホログラムのように立体視で映し出すデジタルヘッドアップ機能が備わる。

渋滞時も対応するアダプティブクルーズコントロールや、車線内の任意の位置をキープするレーンポジショニング機能など、先進安全運転支援機能もトップクラス。

2WDのみだけど、一部グレードには雪や砂道など路面状況を問わず駆動力を適切にコントロールしてくれる機能が備わるから、キャンプにも全然行ける。

なおガソリン車のほかに電気自動車(e-2008)もラインナップされている。

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■泥道、雪道どんと来い「シトロエン C3エアクロス」

C3エアクロス
全長4160×全幅1765×全高1630mm。大きな電動ガラスサンルーフが備わる。

ポップなコンパクトカーC3とエンジンやトランスミッションは同じだけれど、エクステリアがポップなSUVに仕立てられたのがC3エアクロス。

最低地上高はC3と同じ160mm、2WDのみだが、独自のグリップコントロールがアウトドアでの走破性を担保してくれる。

これ、スノーモードやマッドモード、サンドモードが備わり、それぞれの路面状況(雪/泥/砂)に応じて適切に駆動力をコントロールしてくれるので、キャンプやアウトドアスポーツにも気軽に行けてしまうのだ。

助手席を倒せば約2.4mまでのショートボードを室内に積める。衝突被害軽減ブレーキ付き。

後席は左右独立してスライドでき、最大限前にスライドさせれば(もちろん人は座れる範囲で)ラゲージ容量は410Lから520Lに。

リアシートを畳めば1289Lまで拡大できるから、遊びのギアもバンバン放り込める。小さくても遊びにガシガシ使える一台だ。

 

■ヨーロッパ1位の「ルノー キャプチャー」

キャプチャー
全長4230×全幅1795×全高1590mm。ラゲージ容量は通常で536LとC5エアクロスを上回る。後席を倒すと1235L。

このカテゴリー(Bセグメント)において、2020年に欧州で最も売れたのがルノーのルーテシア。そのルーテシアのSUV版であるキャプチャーもまた、欧州SUV販売台数ナンバー1を獲得した。

車で長距離を旅する欧州の超人気モデルだ。

オプションでBOSEの世界初のサウンドシステムを備えられる。

プジョーの2008やシトロエンのC3エアクロス同様、キャプチャーも2WDのみ。最低地上高は約37mm高められて172.5mmあるのでロードクリアランスは十分だ。

さらに衝突被害軽減ブレーキや渋滞時も対応するアダプティブクルーズコントロールなど、先進安全運転技術はトップクラス。長時間乗っても疲れにくいシートはルノーならでは……と、休日の遠出用に最適なモデルと言える。

ロングドライブのラクさや、欧州ナンバー1のデザインや基本性能は、乗ればきっと納得だろう。

 

籠島康弘=文

# SUV# コンパクトカー# トヨタ# プジョー# ホンダ# ルノー
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