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2021.01.05

いちばん速いスーパースポーツSUVはどれだ? 2021年もぶっ飛ばす9台

車内は広々、荷物がたくさん積めて、街路も悪路もガンガン進める。“逞しさ”はSUVの最大の魅力。それは間違いないけれど、今は“走り”にも自信アリなヤツも揃っている。
なかでもメルセデス、BMW、アウディのコイツらは、なかなかスゴいぞ!
 

■サーキットでタイムを競う

AMG GLA35 4マチック(左)と、AMG GLA45S 4マチック+(右)。

メルセデス・ベンツ「AMG GLA35 4マチック/45S 4マチック+」

2020年6月に登場した2代目GLAに続いて、10月下旬にはハイパフォーマンスモデルであるAMG GLA35 4マチックと、AMG GLA45S 4マチック+が追加された。
コンパクトな街乗りサイズに、最高出力306ps/最大トルク400N・mを発揮する2Lターボを搭載したGLA35 4マチックでも十分過ぎるほどのかっ飛びモデルだが、GLA45S 4マチック+ はさらに凶暴。なんと最高出力421ps/最大トルク500N・mの2Lターボが搭載されている。このエンジン、発表時時点で世界最高出力&最大トルクを発揮する2L直列4気筒エンジンだ。
エンジンや足回りなどの特性を変えられるドライブモードは、GLA35が「スリッパリー(滑りやすい路面に対応)」「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」「インディビジュアル(任意に特性を設定)」の5つ、GLA45Sにはさらに「レース」を加えた6つのモードが設定されている。
AMGトラックペース。
どちらもサーキット走行時の自車のタイムや加速度のデータを記録できる「AMGトラックペース」が備わっているほか、GLA45S 4マチック+の4WDシステム「4マチック+」は前後だけでなく、左右間でも駆動力を配分してくれるので、サーキットでも最適なトラクションを得ることができる。
つまり、どちらもSUVだけどオフロードというよりサーキットでのタイムアタックを楽しむモデルというわけ。


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