乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.185
2021.01.02
CAR

BMWとメルセデスのディーゼルSUVは贅沢だ。乗れるうちに一度はお試しを

「ラスト・オブ・ディーゼルSUV」とは……

BMWとメルセデス・ベンツの中でもフラッグシップモデルと言われるラグジュアリーSUV。

装備類がラグジュアリーなのはもちろん、全長5m超、全幅も2mに達する贅沢なサイズは広々と快適なクルージングを約束してくれる。

そんなSUVでも、両社自慢のディーゼルエンジンが採用されたモデルをオススメしたい。

 

■BMW「X7 xDrive35d」

このサイズで運転ラクラクなハイテクSUV

BMWのフラッグシップSUVが「X7」だ。日本へは2019年6月から導入された。全長5165×全幅2000×全高1835mmという堂々たるサイズで、もちろん3列目シートも備わる。7人乗りのほか、2列目をセパレートシートとした6人乗りも用意されている。

積まれているエンジンは、最高出力265ps/最大トルク620N・mを発揮する3Lの直列6気筒ディーゼルターボのみ(「X7 M50i」を除く)。

つまり、同社のフラッグシップSUVを担う主力エンジンは3Lのディーゼルターボなのだ。これに8速ATが組み合わされる。

4WDシステムは同社独自のxDrive。走行状況に応じて前後輪に適切に駆動力を配分し、高速道路でのクルージング時など、4WD走行が必要でない場合は自動で後輪のみを駆動させ、燃費を向上させてくれる。

必要に応じて上下それぞれ40mmの間で車高を自動調整してくれる機能や、カメラによって進行方向の路面状況を確認し、乗り心地を自動で調整してくれるなど至れり尽くせりなのだ。

さらにドライバーにラクをさせてくれるのが、通った道を自動で後退してくれる「リバース・アシスト」機能だ。これなら運転に慣れない人が狭い道に迷い込んでしまっても、車をこすることなく元の道まで戻れるだろう。

渋滞に巻き込まれても、先行車に応じてストップ&ゴーするのはもちろん、その際にハンズオフ、つまり手を離していても車が自動で渋滞中のアクセルとブレーキ、ハンドリングのすべてを担ってくれる。

最先端のハイテク機能を満載し、ドライバーを極限までラクさせる「X7 xDrive35d」。これをディーゼルのパワフルな走り&太いエンジン音とともに味わえるのは、今だけの贅沢かもしれない。

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■メルセデス・ベンツ「GLS 400d 4マチック」

山道でも雪道も快適に

前身にあたる「GL」時代から3列目シートを備え、全長5m超というビッグサイズの「GLS 400d 4マチック」。初代GLから数えて3代目にあたる現行型は2020年3月に日本へ上陸した。

ボディサイズは全長5210×全幅1955×全高1825mm。3列シートの7人乗りのみで、3Lディーゼルターボを搭載している。

「GLS 400d 4マチック」の3Lディーゼルターボは最高出力330psを発揮。低回転域から最大トルクを発揮するため、巨体を発進時から滑るようなスムーズさで加速させてくれる。

4WDシステムは同社独自の4マチックの最新型だ。駆動配分を前100:後0〜前0:後100の間で可変することで、オンロード/オフロード問わず、さまざまな路面や走行状況に応じて車両をコントロールしてくれる。

さらに荒れた路面で微細な駆動力の調整をしてくれる「オフロードエンジニアリングパッケージ」がオプションで用意されている。

また標準装備されているアダプティブ・ダンピング・システムによって、通常は乗員の数や荷物の重量によって傾くボディを常にフラットに保つので、高速道路やオフロードでも常に快適に移動できる。

さすがはメルセデス。ベンツの最上級クラスである「Sクラス」のSUVボディ(=GLS)らしいラグジュアリーさは、上質なインテリアだけでなく、オフロード走行を感じさせないような機能にも盛り込まれている。

未舗装の山道や雪降る北国も、GLSなら気軽に「ちょっと出かけようか」と行けそうだ。

 

最新の自動運転技術が盛り込まれたBMWとメルセデス・ベンツのフラッグシップSUV。大柄なボディだけれど、誰でもラクに安心して運転するための技術が詰め込まれた、SUVらしい“贅沢”を満喫できる車なのだ。

さらに高速道路では低回転で優雅に走れて、荒れた路面や雪道では力強く路面を蹴るディーゼルエンジン。やっぱりラグジュアリーSUVにもディーゼルはよく似合うのだ。

「ラスト・オブ・ディーゼルSUV」とは……
低燃費なうえに、ガソリンより力強い走りが特徴のディーゼル車。世界で人気を誇るものの、電気自動車時代が本格幕開けした今は潮目が変わりつつある。魅力的なディーゼルモデルに乗るラストチャンス、改めてその魅力にフォーカス。上に戻る

籠島康弘=文

# SUV# ディーゼル# ラグジュアリー
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