2020.09.07
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「次もやっぱりカングー!」リアルオーナーが最新型と比べて語る、数字に出ないスペック

ルノー「カングー」。フランス生まれのこの車は、ほかのどの車にも似ていない独自のスタイルで、リピートファンが続出しているという。

スタイリストから一念発起し、皇居の庭園も任される老舗の植木屋に弟子入りしたシガ アキオさん。約5年前に庭師として独立する際に選んだ愛車は、赤い旧型「カングー」だった。

黄色が2007年に登場した現行型「カングー」。奥の赤がシガさんが乗る旧型だ。

なぜカングーを選んだのか? また旧型オーナーである彼から見て、現行型「カングー」はどのように映るのか?

一度ハマると抜け出せないというカングーの魅力を、オーナー目線で紐解いていこう。

ルノー「カングー」の詳細はコチラ


シガ アキオさん(48歳)
庭師。H.A.N.G主宰。雑誌や有名人を手掛ける人気スタイリストから、一念発起し庭師の道へ。2017年の独立後にH.A.N.Gを立ち上げ。現在は、本格的な日本庭園や茶庭から有名セレクトショップの外構やディスプレーデザインまで幅広く活躍する。

 

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「唯一無二のデザイン。もはや“カングー”というジャンルですね」

現行型「カングー」を目の前にして「相変わらず可愛いな、というのが第一印象(笑)」とシガさん。数ある選択肢の中から旧型「カングー」を選んだ理由のひとつに、この可愛らしさがあるという。

「どこかに個性のある車を選びたくて、古くて味のある旧車のバンというのもいいけれど、当時は独立したてだし、仕事中に止まったりされると困るんですよ。その点『カングー』なら愛嬌があるし、旧型でも2000年代の車ですから安心でした」。

庭師として独立。これからひとりで仕事を受けて、顧客からの信頼を積み重ねていかなくちゃならない時期に、「車が故障したんで遅れまーす」では、済まないのだ。

だから“現代の車”というのは必須条件。その中から、仕事での使いやすさだけで選ぶなら、商用ワゴンとかバンだろう。

しかし、週末は知人の多い葉山へ、サーフィンやSUPを楽しみに出掛け、気候の良い春や秋には山へハイキングに行くこともあるシガさんは「遊びに行くとき、いかにも仕事用の商用車然としたスタイルって、盛り上がらないじゃないですか(笑)」。

確かにある意味当然だが、無駄を削ぎ落とした商用車の多くは味気ない。

しかし、母国フランスの郵便会社「ラ・ポスト」に納められ、プロが仕事に使う車にも関わらず「カングー」にはちゃんと愛嬌がある。そしてそのスタイルは、「ラ・ポスト」の郵便配達員からもすこぶる好評らしい。

2007年に登場した現行型「カングー」。シガさんいわく旧型よりもデザインにまとまりがあるという。また両側スライドドアと、左右非対称の観音開きのバックドアという「カングー」の2大特徴をしっかり残している。

「フルモデルチェンジで、デザインがまったく変わってしまう車も多いですけど、現行型はきちんと“カングー”してますね。旧型からのキャラクターやヒストリー、カルチャーなんかをすべて理解したうえで、今のデザインに落とし込んだ感じ」とシガさん。

可愛くて、キャラクターがしっかりとしている21世紀の車。しかも商売道具を載せやすく、ファミリーカーとしても優秀。

「そうなると、僕には『カングー』の一択でしたね」とシガさんは言う。

商用車バンやミニバン、ワンボックスやワゴンといった一般的なカテゴリー分けを超えて、カングーは“カングー”という唯一無二のカテゴリーというわけだ。

ルノー「カングー」の詳細はコチラ

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「仕事でも遊びでも使える工夫がある。それってカングーだけです」

シガさんの乗る旧型「カングー」は、商用車としての使用とレジャー用途にも配慮され、従来の商用バンやミニバンとも異なる車として1997年10月に登場した。そのコンセプトは見事に人々の共感を得て大ヒット。2007年9月に現行型に引き継がれた。

ヨーロッパでは先述の郵便車のほかにも、物流系や個人店などのプロユース車として活躍する一方、フランスのバカンス文化を支える、ファミリーカーとしても人気を得ている。

シガさんに現行型に乗ってもらったところ「日本の狭い道を走りやすいちょうどいい大きさですね、走り出しもスムーズで、乗り心地も優しく安定感もある」という。

エンジンは1.2Lターボだと聞くと「あ、そんな小さいんだ」と少し驚いた様子。

「アクセルを踏んだときの加速感も、ちょうどいいパワーって感じです。これなら高速道路で追い越しもラクにできそうだし。物足りなさは全然ないし、フラフラする感じもしない。エンジンも足回りの柔らかさも、これくらいがちょうどいいですね」。

遊びでも、仕事でも、カングーは「使い勝手がいい」という。例えば今どきのファミリーカーの定番、両側スライドドア。

「子供が乗っていると、いきなりドアを思いっきり開けちゃったりするじゃないですか。それで隣の車を傷つけたり、愛車のドアも凹んだり。やっぱりファミリーカーならスライドドアは必須ですよ」。

一方、仕事では「後席を畳んで目一杯荷物を積んでいても、狭い駐車場とかでも開けやすいスライドドアだと、ラゲージの奥に積んだ物がすぐ取りだせる。バックドアからしか荷物が出し入れできないとなると、すぐに使うモノは手前に置くとか、段取りを考えて積み込まないといけない。それって仕事ではかなり手間ですよね」。

現行型は、ラゲージ側からレバーを引いて押すだけで、後席をほぼフラットに畳むことができる。

後席も「新しいカングーは、床に沈み込むようにワンタッチで後席が収納される。だからサッとラゲージを大きくできて、しかも奥行きをキッチリ使える。長物が多い庭師やサーファーにはありがたいですね」。

後席を倒せばこの広いスペースが生まれる。天井高もあり、奥行きも前席ギリギリまで取れるので、積める物の幅が格段に広いのだ。

単にラゲージが広い“だけじゃない”のも、カングーの魅力。

カングーの室内の天井部分には大きな収納スペースがあり、仕事で使うシガさんの場合、ハサミやタオル、軍手といった仕事の小道具もサッと収納&取り出しができて便利だという。

「この天井収納は間口が広いのでガンガン入れられるし、サッと取り出せる。遊び中心の人なら、サーフィンやキャンプで使うラゲージで行方不明になりがちな小物をいつも放り込んでおけるのはかなり便利だと思いますよ」。

後席の天井収納。前席の天井部分にも収納が装備されている。

「今の『カングー』は気に入っているので、もうちょっと乗ろうと思いますが、次に買うとしたらやっぱり現行型の『カングー』だなって思います。使い勝手もスタイルも、やっぱり『カングー』に代わる車はないですね」。

フランス生まれの愛嬌あるスタイルながら、仕事でも遊びでもとことん使い倒せる。確かに「カングー」は、ほかでは代えられない唯一無二の存在なのだ。

ルノー「カングー」の詳細はコチラ

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「カングー」というカルチャー。乗る、だけじゃない楽しみがそこにある

カングーという“カテゴリー”にハマった人は、シガさんも含めてたくさんいる。そんなカングーファン同士は「アナタもこの良さに気づいた? いいよね、この車」という感じで、自然と連帯感が生まれるようだ。

この気持ちが実際にカタチとなったのが、新旧問わずカングーオーナーが1年に1度、山中湖の湖畔などに集まるイベント「ルノーカングージャンボリー」。

2009年に第1回目が開催され、2019年には1714台のカングーと、そのオーナーやカングーファンなど5019名が集まった(2020年はCOVID-19の感染予防のため、オンラインにて開催)。

同イベントは映画上映や、オリジナルアパレルやキャンプグッズの販売、ルノーがアシストするプロのトレイルランナーや大道芸に弦楽四重奏ライブ…… など、とにかく盛りだくさんで、毎年参加するリピーターも多い。

それに他人のカングーが気になってあっという間に時が過ぎてしまう。この様子はインスタグラムの「#withkangoo」でも見ることができる。

車を通じた仲間たちが集うイベントはほかにもいくつかあるが、たった1車種のオーナーが1700名以上も集まり、10年以上も楽しまれているイベントは聞いたことがない。これも「カングー」だからこそ楽しめるカルチャーなのだ。

 

個性派だけどスペックは優秀。誰でも気軽に乗れるカングー

広くて使いやすいラゲージを備えているが、全長は同社のハッチバック「メガーヌ」より短く、全幅がほぼ同じ。背が高いゆえ大きく見えるが、実は運転に不慣れな人でも扱い安く、街中を走るにもジャストなサイズなのだ。

サイズ:全長4280×全幅1830×全高1810mm
搭載エンジン:1.2Lガソリンターボ
最高出力:84kW(115ps)/4500rpm
最大トルク:190Nm(19.4kgm)/1750rpm
トランスミッション:6速AT、6速MT
JC08モード燃費:14.7km/L(6速AT)
荷室長:611mm(後席利用時)、1803mm(後席を畳んだ時)
本体車両価格:254万6000円~

ルノー「カングー」の詳細はコチラ

吉澤健太=写真 籠島康弘=文

# カングー# ルノー
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