乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.175
2020.11.20
CAR

ボルボとミニのプラグインハイブリッドSUVは、小さくても“街乗り最強”なんです

「小は大を兼ねる! スモールSUVの世界」とは……

プラグインハイブリッド。燃費がいいのは当然だが、プラグインは文字どおり、家で充電すれば電気のみで40km程度は走ることができるし、遠出する場合はガソリンスタンドを利用すればどこまででも行ける。

そんな都合の良すぎるボルボとミニのスモールSUVを紹介しよう。

充実装備も魅力
ボルボ「XC40リチャージプラグインハイブリッドT5インスクリプション」

全長4425×全幅1875×全高1660mm。

2025年までに世界販売台数の50%を、ハイブリッドを含む電動車とする目標を掲げているボルボ。それに沿うようにスモールSUVである「XC40」は、2020年8月に全車マイルドハイブリッドか、プラグインハイブリッドモデルとなった。

プラグインハイブリッドのモデル名は「リチャージプラグインハイブリッドT5インスクリプション」と少々長いが、「XC40」シリーズの中で電動化を推進するボルボを象徴する位置付けとなっていて、オレフィス社のクリスタルシフトや、サブウーファー付きのharman/kardon社製オーディオシステムが備わるなど装備類も充実している。

最高出力180ps/最大トルク265N・mを発揮する1.5Lガソリンターボエンジンに、電気モーターが組み合わされる。

満充電の状態なら、45.6kmをモーターのみで走ることができる。トランスミッションは7速AT、駆動方式は2WD(前輪駆動)のみで、WLTCモード燃費は14.0km/L。

インテリアはほかのマイルドハイブリッド車とほぼ同じ。プラグインの場合、大容量バッテリーを搭載するためセンターコンソールの収納がなくなってしまうが、ラゲージスペースの広さは他モデルと変わらない。

もちろん自動運転レベル2相当の、先進安全運転支援機能「パイロット・アシスト」が備わるので、衝突被害を軽減してくれるだけでなく、高速道路で巡行時や渋滞時もアクセルやブレーキペダルの操作が不要で、ステアリング操作もアシストしてくれる。

遠出する際も安全かつ、運転がラクになるスモールSUVだ。

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エンジンで前輪を、モーターで後輪を
ミニ「ミニ クロスオーバー S E オール4」

全長4315×全幅1820×全高1595mm。

ミニブランドとして初めて、2017年にプラグインハイブリッドが用意されたクロスオーバー。2020年10月のマイナーチェンジでは、最高出力136ps/最大トルク220N・mを発揮する1.5Lガソリンターボエンジンに、電気モーターが組み合わされ、システムトータルでは最高出力224ps/最大トルク385N・mに向上している。

満充電の状態ならモーターのみで約53km走ることが可能だ。

WLTCモード燃費は14.8km/L。またマイナーチェンジで6速ATから8速ATに変わった。

駆動方式は4WDだが、前輪をエンジンで、後輪をモーターで駆動させる独特のシステム。

走行状況に応じて、あるときは前輪で、あるときは後輪で、さらには4輪で走る。もちろん走行中にそれが分かることはなく、自然に切り替えてくれる。

上記の「XC40」同様、こちらも室内空間やラゲージ容量が削ることなくシステムやバッテリーが搭載されている。ラゲージ容量450Lはほかの「ミニ クロスオーバー」と同じだ。

また衝突被害軽減ブレーキや渋滞時のストップ&ゴーもしてくれるアダプティブクルーズコントロールなど、先進安全運転支援機能も充実している。

そもそも通勤や買い物という“街乗り”は、スモールSUVの真骨頂。その際にガソリンを一滴も使わず走ることができるのは、家計にも環境にも優しいってこと。

つまり、プラグインハイブリッドのスモールSUVは、最強の街乗り車と言っても過言ではない。「XC40」と「ミニ クロスオーバー」のプラグインハイブリッドは、街を主戦場にするすべての人にオススメの車なのだ。

「小は大を兼ねる! スモールSUVの世界」とは……
かつてメルセデス・ベンツがコンパクトクラスと冠した「190」の全長は4430mm。つまり、これより小さい車は“スモール”と呼んでいいと思う。日本の狭い道路もスイスイ行けるし、燃費も良好。そんなスモールサイズのSUVは、等身大で乗りたい車の代表格だ。上に戻る

籠島康弘=文

# SUV# スモールSUV# ボルボ# ミニ
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