乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.131
2020.08.04
CAR

自分にも「トレーラー」はあり? 知っておきたい基礎知識と入門モデル3選

キャンピングカーは、例えば家族4人でも快適なものを選ぼうとするとある程度の大きさが必要。また、車の中に生活空間を作るためにシートなどの配置を変える必要もある。

そのため日常使いでは不便を感じることも。

だからといって、普通の車と、キャンピングカーの2台持ちというのも、維持費の面で厳しいという人もいるだろう。

そうした人におすすめしたいのが、「キャンピングトレーラー」という選択だ。

大きなトレーラーをけん引するためには専用の免許(けん引免許)が必要だが、車両重量750kg以下のトレーラーは普通免許のみで牽引することができる。

キャブコンやバンコンに比べると販売台数は少ないが、小型のものなら乗用車一台分のスペースがあれば止められるので、選ぶ人が増えている。

今回はキャンピングトレーラー選びの基礎知識とオススメの小型モデルをご紹介。

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■基礎知識1
ヘッド車は4WDのSUVだと安心

キャンピングトレーラーにはエンジンが付いていないので、トレーラー単体では移動することができない。動かすときは自分の車(ヘッド車と呼ぶ)に連結することになる。

750kg以下の小型トレーラーはパワーの少ない軽自動車や小型ハッチバックでない限り引っ張ることはできる。ただ、後ろに重量物をつけると発進時や走行時に車両後部に大きな力がかかるためFF車だとかなりきつい。ヘッド車は2000cc以上の4WDがおすすめ。ラダーフレーム構造のFRベースの4WDだとなお安心だ。

 

■基礎知識2
メリットとデメリット

自走できるキャンピングカーと違い、自走できないトレーラーならではの特徴がある。それを理解したうえで購入しよう。

【メリット】
●価格と維持費が安い
エンジンや操舵のためのさまざまなシステムが付いていない分、キャンピングカーに比べると同じサイズや内装でもかなり安い。また、キャンピングトレーラーも2年ごとに車検が必要だが、エンジンなどがない分車検費用も割安。自動車税、車検時の重量税も同様だ。
自動車保険は車検時に自賠責保険を納める。任意保険はヘッド車の保険が適用されるケースが多い。ただ、保険会社によっては適用されないこともあるので事前に確認を。走行中以外の事故などは適用外になる。

●旅先で切り離せる
旅先でキャンピングトレーラーを切り離せば、普段乗っている車で身軽に移動できる。トレーラーでベース基地を作っていろいろな場所で遊びたい人には大きなメリットだろう。

●小さくても室内は広い
見た目は小さいが、エンジンルームや運転席がない分、スペースを最大限使えるので、意外と中は広い。

【デメリット】
●運転に慣れが必要

前進時は大きな問題はないが、後退時はハンドル操作に慣れが必要になる。

●駐車スペースに制限がある
コンパクトなキャンピングトレーラーでも、けん引時は車2台分の長さになるため、大型車両が止められる場所を探さなくてはならない。

●高速料金は割高
高速道路を利用する際のETCはけん引用のセットアップが必要。けん引中は料金区分が変わってくる。

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けん引免許不要! オススメの小型トレーラー3選

インディアナRV
「エメロード406 Vエディションプレミアム」

フランスのトリガノ社のキャンピングトレーラーを、日本の道路事情に合わせて左側出入口に変更。室内にはU字型のラウンジソファをレイアウトし、限られたスペースで快適に過ごせるようにしている。

夜はソファ部をベッドにして4〜5名の就寝が可能に。

近年はキャンピングカーへのプロパンガスの販売が断られたり、プロパン搭載車両がフェリー乗船できないケースが多くなっている。そんな事情に配慮して、灯油式FFファンヒーター、カセットガス供給器ユニット、バッテリー充電用ソーラーパネルなども備えている。

[問い合わせ]
インディアナRV
www.indiana-rv.net

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MYSミスティック
「レジストロ・クコ」

軽自動車でもけん引できるコンパクトなキャンピングトレーラー。全長3525×全幅1700×全高2240mmというコンパクトなボディにキッチンとシンク、ダイネットを設置。

ダイネットは1800×1640mmのベッドにすることが可能なので、3人家族なら十分快適に過ごせる。

室内は木目を生かしたアーリーアメリカンな雰囲気に。バリューパッケージを選べば家具一体型の化粧箱やオーバーヘッドキャビネット、外部電源取り入れ口などもついてくる。

[問い合わせ]
MYSミスティック
www.mystic.ne.jp

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Happier Camper
「HC1」

レトロモダンな外観が印象的なキャンピングトレーラー。リアに大きなハッチゲートを備えている。

テーブルやシンクなどの機能がついたキューブ状のパーツを組み込むことで、室内を自由にアレンジすることができる独自の機構を備える。

キューブは簡単に取り外せるので、外に持ち出してテーブルとして使ったりすることも可能。

また、旅や荷物量に応じてレイアウトを変更することもできる。

[問い合わせ]
Happier Camper 
https://happiercamper.jp

 

高橋 満=文

# キャンピングカー# トレーター# 牽引#
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