乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.35
2019.05.05
CAR

女王陛下のファミリーカーは、我が家も御用達にしたいスゴい車揃いだった!

家族が喜ぶスーパー“ファミリー”カー
スーパーカーはファミリーカーになる得るか? 答えはYESである。乗れば家族で過ごす時間すらスーパーになる、スーパー“ファミリー”カーを紹介しよう。

おそらく世界で最も有名なファミリー「イギリス王室」。彼らが好んで使い、御用達と認められたメーカーや製造者のみ「ロイヤルワラント(王室御用達)」を名乗ることができる。

現在はエリザベス女王、エジンバラ公、チャールズ皇太子がそれぞれに認定し、その数は約900社。なかにはターンブル&アッサーのシャツやバブアーのジャケット、トリッカーズのシューズなどファッションブランドも多い。

そんな信頼の証である「イギリス王室御用達」の車はいかなるものか?


ヘンリー王子も“晴れの日”に選んだオープンカー
ジャガー Eタイプ ゼロ

2018年のヘンリー王子とメーガン妃の結婚式で話題になったのが、ふたりが乗っていたジャガー不朽の名車「Eタイプ」のロードスター。

自動車メーカーの中で唯一3つのロイヤルワラント(エリザベス女王、エジンバラ公、チャールズ皇太子それぞれが認定)を授かっているジャガー・ランドローバー自らが、電気自動車としてレストアし王室に提供していた。往年の名車を電気自動車仕様にするなんて、ボンドカーも真っ青な最新カスタム。ちなみに、2020年に市販化されると言われている。


チャールズ皇太子が結婚する息子に貸し出した愛車
アストンマーティン DB11ヴォランテ

車両本体価格2423万2276円。

2011年のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式では、父のチャールズ皇太子の愛車であるアストンマーティン DB6ヴォランテにふたりが乗っていた(同社はチャールズ皇太子からロイヤルワラントを授かっている)。

そのDB6の系統を受け継ぐ現行型が3982ccに510馬力を誇るDB11だ。ちなみにヴォランテとは同社のオープンスポーツカーに冠される伝統のネーミング。皇太子もウィリアム王子も、きっと走り好きに違いない


女王陛下が、自ら運転して狩猟に向かった!?
ジャガー XF スポーツブレイク

車両本体価格741万円〜。

エリザベス女王自らハンドルを握る姿が度々目撃されていたのが、ジャガーのXタイプ(現在は販売終了)のステーションワゴン。

実は1910年代には王室を含むイギリスの貴族は、自動車メーカーに狩猟用のステーションワゴンを作らせ、その車種を「シューティングブレーク」と呼んでいた。現時点で女王陛下御用達であるジャガーのワゴンはXF スポーツブレイクのみ。運転好きの女王が次に乗るなら、これかも?


イギリス王室の公用車に採用されたセダン
ベントレー ミュルザンヌ

車両本体価格3520万円。

ベントレーもエリザベス女王とチャールズ皇太子のロイヤルワラントを授かったメーカーだ。エリザベス女王即位50周年記念にはイギリスの自動車製造者協会からベントレーのステートリムジンが贈られた。

また同社のフラッグシップモデルであるミュルザンヌはイギリス王室の公用車として、女王が式典や閣議などに出席する際に使用されていた。威厳たっぷりな顔つきに充実の装備は、まさにロイヤルファミリーの公用車(仕事用車)に相応しい一台。写真は現行型のミュルザンヌ。


エリザベス女王もエジンバラ公もハンドルを握る
ランドローバー レンジローバー

車両本体価格244万9000円。

最近、実際に運転されている目撃頻度が高いのがレンジローバーではないだろうか。90歳のときにエリザベス女王が、バルモラル城の敷地内でキャサリン妃を助手席に乗せ、自らハンドルを握る姿は世界中でニュースになった。

また今年に入り97歳のエジンバラ公が自ら運転し事故にあった際に乗っていた車としても話題となった。どうやらご高齢になっても、ハンドルを握りたくなる車のようだ。


選ぶ車を見るほどに、エリザベス女王陛下をはじめイギリス王室には車好きの方が多いご様子。こんなロイヤルな車を、いつかは“我が家御用達”にしてみたいものだ。

籠島康弘=文

# ファミリーカー# ロイヤルファミリー# ロイヤルワラント# 王室御用達
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