乗りたかったのは、キブンが乗るクルマ Vol.34
2019.04.30
CAR

「人と違う車」に乗りたいオトーチャンへ。変化球ファミリーカー、5つの選択肢

家族が喜ぶスーパー“ファミリー”カー
スーパーカーはファミリーカーになる得るか? 答えはYESである。乗れば家族で過ごす時間すらスーパーになる、スーパー“ファミリー”カーを紹介しよう。

車やドライブ好きのオーシャンズ世代からよく聞くのが「人と違う車に乗りたい」。それは選択肢が似てしまいがちなファミリーカーでも同じことで、自分たち家族だけの理想の車の定義があっていいのではないか。

たとえそれが隣の家族から「?」と思われようとも、マイ“ファミリー”ウェイをひた走っていける相棒を見つけよう。


ポストマンカーをファミリーカーに
ルノー カングー

その独特なフォルムと、フランスでは郵便配達員の乗る車として有名なカングー。ポストマン御用達の広いラゲージはキャンプや遊び道具もタップリ積める。

スペシャルカラーの特別仕様車も頻繁に販売されており、すでに50色以上ものカングーが世の中にあるらしい。車両本体価格244万9000円。

前席と後席の上にそれぞれ小物を入れておけるオーバーヘッドコンソールがあるので「とりあえず車に積んでおきたい」ものもたっぷり収納できるなど、ファミリーユースにぴったり。ミニバンのように左右スライドドアだから後席の乗降性も抜群と、この使いやすさは郵便配達員のみならずファミリーにも打ってつけ。

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ママにもパパにもピッタリな、スポーティチンクエ
アバルト 595

フィアットの名車500(チンクエチェント)を、同じくイタリアのメーカーであるアバルトがスポーティにチューンしたのが、595だ。

最高出力を185馬力まで高めたモデルや、屋根が開くカブリオレモデルもある。車両本体価格299万円〜。

500のかわいい見た目はほぼそのまま。しかも街乗りしやすいサイズだからママも安心して運転できる。一方でノーマルでも500の140馬力から145馬力にアップし、最高185馬力のモデルも揃えるなど、アバルトのサソリの紋章どおり、パパがその気になれば刺激的な走りも楽しめる。運転好きの夫婦が仲良く乗れる一台だ。

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アウトドアで本領を発揮する“電源”車
三菱 アウトランダーPHEV

ほとんどの車の電源は、12Vのシガーソケット。しかし大容量リチウムイオン電池を積むコイツは家庭と同じAC100Vのコンセントを2つ装備する。

所得税や重量税の免税が受けられ、前後2つのモーターで4輪を自在に操るので走りも超楽しいSUVだ。車両本体価格393万9840円〜。

だから海から上がったらドライヤー、キャンプで料理の時短ができる電子レンジと、最大1500Wまでの家電が使える。何しろ満充電で一般家庭の最大約1日分、エンジンでの発電も加えれば最大約10日分の電力を供給してくれる“頼りになるヤツ”なのだ。

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ピックアップ=ファミリーカー。これアメリカじゃ当たり前
トヨタ ハイラックス

アメリカでは、タップリ荷物を積めて、5人乗れて、荒れ地もガンガン行けちゃって最高! とピックアップトラックが年間販売台数のトップ3を占める。

サビに強い荷台は最大500kgまで積載可能。オプションで荷台を覆うソフトカバーもある。車両本体価格326万7000円〜。

日本でも、ハイラックスなら街でもグイグイ行けるサイズだし、ディーゼルだから遠出しても家計に優しいから、十分家族のファーストカーになれるハズ。濡れたボードも泥のついたキャンプ道具も気にせずガンガン詰め込めて、アウトドア好きファミリーには大いにアリ。

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これ欲しかった! 屋根を開けられるSUV
ランドローバー レンジローバーイヴォーク

せっかくオフロードもガシガシ走れるSUVなんだから、屋根を開ければ鳥のさえずりや陽射しの温かみ、花や木の匂いを直接感じられるハズ。ところがSUV×オープンカーって全然ない!

砂利でも雪道でも砂地でも、路面状況に応じて適切に4輪を駆動させるオフロード性能もさすが。車両本体価格768万円。

探すとレンジローバーイヴォークは、コンバーチブルを用意してくれていた。森の中や砂浜だけじゃなく、水深500mmまでの川を渡るときや晴れた日の雪上で、子供にもっと自然を身近に感じさせられるハズだ。


家族の形がそれぞれ違うように、ファミリーカーに必要な条件も違って当たり前。だったら「みんながこれだから……」と車を選ぶのではなく、堂々と人と違う車を選んでいいんじゃないか。

籠島康弘=文

# ファミリーカー# 個性派
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