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2018.11.26

「格好いいサーフボードを、格好いいクルマから」。プロサーファーの夢に寄り添うプジョー

仕事に遊びに、人生を謳歌している人のそばには相棒となるクルマがある。そんな「いい人生とクルマ」の良好関係をプジョーを通して探る。
●プジョーユーザー

辻 裕次郎さん(33歳)
プロサーファー
中学生時代から数々のサーフィンコンテストで優勝や入賞を飾り、16歳のとき、日本で2番目の若さでプロに昇格。2014年にはジャパンプロサーフィンツアーにてグランドチャンピオンを獲得。 2018年は同ツアーを総合2位でシーズンを終え、 2019年の活躍も期待。現在、地元の徳島県でサーフスタイルショップ「BEACH HOUSE shishikui」の経営も行っている。
●今回のプジョー

PEUGEOT 5008 GT BlueHDi(プジョー 5008 GT ブルーHDi)
2017年に日本で販売開始された5ドアSUVの2代目。先日、マイナーチェンジを受け、2.0Lクリーンディーゼルエンジンの5008 GT BlueHDiに新開発の8速ATが備わった。その組み合わせが功を奏し、最高出力177PS/3750rpm、最大トルク400Nm/2000rpmというパワースペックに対して、燃料消費量が17.8km/Lと、非常にバランスがいいモデルとなった。473万円〜。
小学生の頃からプロサーファーになる夢を抱いていたという辻裕次郎さん。それがかなったのは16歳という若さのとき。以来、辻さんの生活はよりサーフィン漬けになる。全国で行われている試合に地元の徳島県から赴き、中・長期間の遠征をする日々。そんななか、試合に万全の状態で臨むために重要なことは、移動でのストレスをいかに減らせるかだと、辻さんは気付いたという。
「自動車の運転免許を取得したのとほぼ同時に、国産のミニバンを中古で買ったんです。当初はそれで十分だったんですが、長時間の移動が重なると、パワーに物足りなさを感じるようになってきたんですよね。それで、実用的でかつ不満が解消されるものはないか、と探して出会ったのがプジョー 3008でした」。
辻さん曰く、サーファーが所有するクルマの定番はワンボックスなのだという。雨が降ったときにバックドアを開けば、それが屋根代わりになるといった便利な点もあるそうだが、辻さんはそれを選ばなかった。

「サーファーにとっての実用性や値段を考慮すると、どうしても偏った選択になってしまいます。ただ、プロサーファーは人に見られる職業でもあるので、皆が乗っていない珍しくて格好いいクルマが欲しかったというのもプジョーを選んだ理由です。
幼い頃からサーフィンの師匠である千葉公平さんがシェイプする303 SURFBOARDSを使っているのですが、千葉さんからサーフィンの手ほどきを受けるとともに、クルマ選びも間近で見て学んでいました。千葉さんはとてもセンスが良く、クルマ選びにもスタイルがありました。格好いいサーフボードを格好悪いクルマから出したくないという考えは、そこから生まれたんだと思います」。
3008に乗り換えてから7年が経った頃、千葉県を走っていた際に後ろから衝突される事故にあった。とても気に入ってはいたが、もう少しボディが大きければよりいいなとも辻さんは考えていたそうで、そんな折の事故だったため、再び乗り換えることにした。
「そのタイミングで、ちょうど5008の2代目が発売されたんです(笑)。以前はハイオク車で、長距離を運転しているとかなりコストがかかっていたのがネックだったこともあり、今度はディーゼルエンジンを搭載するGT ブルーHDiを買いました。
あと、関東に行くとき、徳島港からお台場までフェリーに乗るんですが、その自動車航送運賃がクルマの全長が1m増すごとに6000円くらい上がるんです。5008は3008よりも300mmほど長いけれども5mは切っているので金額が変わらない。僕の生活、クルマに対する考え方に5008は当てはまったんです。これはずっと乗ってやろうと思ってますよ」。
辻さんのプジョー遍歴

プジョー 3008
辻さんのファーストプジョー。写真は徳島・海部のお気に入りポイントで波チェックをしているところ。

プジョー 5008
既に7万km走っているという現在の愛車。ラゲッジスペースには大量のサーフボードが積まれていた。
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