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2018.05.28

見ているだけでワクワク! 憧れのモーターショーの華「スーパーカー」

3月にジュネーブとニューヨークで開催されたモーターショー。そこに登場したモデルから見えてきたのは、これからのクルマと社会のあり方だ。

自動車業界の転換期と目されている今、今後、主力を担いそうな先進車や最新車を紹介。今回は、夢の詰まった美しいコンセプトモデルのスーパーカーをごピックアップ!

 

近未来のEVラグジュアリーカー
アストンマーティン ラゴンダ・ビジョンコンセプト




2021年の生産開始を目指して開発されている、近未来的デザインのEVスポーツモデル。床下にEVパワートレインを配置するためのボンネットがないなど、そのデザインは非常にユニーク。この形ながらきちんと大人4人が乗れて、645kmの航続可能距離を目指しているそうだ。

 

イタリアの名門初のスーパーカー
ピニンファリーナ H2スピード




サーキット専用の水素燃料電池を採用したH2スピード。製造したのはイタリア最大のデザインオフィス、ピニンファリーナ。性能テストでの最高速度は300km/h。アマチュアレーサー向けのサーキット専用車となるが、市販化に向け開発が進められている。

 

即完売したスーパーカーの2作目
イタルデザイン ゼロウーノ ドゥエルタ




イタルデザインの本拠地、イタリアのピエモンテの方言で「オープン」を意味するドゥエルタ。この老舗カロッツェリアが発表したのは、昨年世界限定5台で発売され即完売したゼロウーノのオープンモデルだ。エンジンはV10 5.2L、最高速度は330km/h。今回も5台のみの生産予定。発表時点で価格は公表されていないが2億円前後と予想されている。

 

ショーの華といえば、最新モデルの発表、そしてなんといっても永遠の憧れ、スーパーカーだろう。特に今年のジュネーブでは、久しぶりに名門カロッツェリアが単独で新作を発表。実用化は夢物語に終わるかもしれないが、見ているだけでも楽しめる世界じゃないか。

 

佐藤靖彦=写真

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