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2017.11.04

究極の“遊べる”クルマ⁉︎ 使えて楽しい「和製ピックアップ」5車種をご紹介!

ここ10年、アメリカでもっとも売れている車種の上位を占めるのは、「ピックアップトラック」。もちろん日本メーカーのピックアップも活躍している。しかし日本では、見かける機会はまだまだチラホラではないだろうか。
見晴らしのいい運転席、広々とした後席、圧倒的な積載能力、頼もしい走破性能……。SUVやミニバンより、ピックアップトラックのほうがオレのライフスタイルにはハマるかも、という人も少なからずいるはずだ。そんな方には、ぜひこの5台の和製ピックアップトラックをチェックしていただきたい!
HILUX
トヨタ ハイラックス

悪路走破性の高さと、日常でも使える実用性で高い人気を誇ったハイラックスが13年ぶりに日本市場に復活。4枚ドアの前席、後席を持つ「ダブルキャブ」スタイルで、サイズは全長5335×全幅1855×全高1800㎜と全長がかなり長い。ハイラックスのアイデンティティである広い荷台、4WD機能を継承しつつ、現代の必須装備である衝突回避機能といった安全性能を追加した。エンジンはディーゼルのみの設定。326万7000円〜。
 
RIDGELINE
ホンダ リッジライン

ボディと荷台を一体化させたデザインや、荷台の下にさらに収納スペースを設けるなど、ほかのモデルにはない特徴を持ち合わせているリッジライン。全長は約5.2mと大きいがピックアップトラックとしてはミディアムサイズに分類される。2017年にはその性能が高く評価され、北米トラック・オブ・ザ・イヤーを受賞。
 
TRITON
三菱 トライトン

三菱が世界戦略車として2005年から発売し、日本国内でも’11年まで発売されていたトライトン。パジェロなどが採用するスーパーセレクト4WDを採用。ボディサイズは約5m。日本発売時には約300万円前後で発売されていた。より実用性を意識したSUT(スポーツ・ユーティリティ・トラック)として開発された。
 
FRONTIER
日産 フロンティア

日産の小型車ブランドから発売されていたダットサントラックの子孫であるフロンティア。1997年から生産され、国によってはナバラ、ハードボディといった名称で発売されている。2000年以降はパリ・ダカール・ラリーなどのオフロードレースで数多くのタイトルを獲得。その性能は世界中で高く評価されている。
 
Tundra
トヨタ タンドラ

2000年から北米市場に向けて輸出され、高い信頼性と実用性で人気を得ているピックアップ。全長は約5.5mと大きく、2ドアと4ドアタイプをラインナップする。リアにはトヨタエンブレムは付けられておらず、荷台のゲートに大きく「TOYOTA」と書かれている。北米で人気のセコイアとは兄弟車となる。
 
ピックアップの豆知識
〜ピックアップトラック、そのルーツ〜

コーチビルダーといわれるボディの改造メーカーが製作していたものが起源とされるピックアップトラック。荷物を「pick up(拾い上げる)」して投げ入れるクルマというわけだ。
メーカーから発売されたモデルとして最も歴史が長いのが、ピックアップの代名詞でもあるフォードのFシリーズ。初代は1948年に生産され、現在もF-150という名前で発売が続けられている。
ピックアップトラックのアイコンである広い荷台。それは真っ白なキャンバスと同じで、何を描くのか、どう使いこなすのか、乗り手の想像力が試される。もしかすると、最もクリエイティビティが要求されるクルマかもしれない。
なるほど、始まりは「働くクルマ」。でもそれを極めると、「究極の遊びクルマ」になるってことなのか。


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