
スーツの印象があるからか、都会の街並みにすんなり馴染むからか。グレーという色は大人にとって手に取りやすく、シックにまとめてくれる相棒のような存在だ。
だから、コーディネイトは多く知っていればいるほどいい。例えばこんな5人のようにセンス良く装ってみてはどうだろう?
【写真18点】「品良く着られる「グレー」を秋冬コーデ」の詳細を写真でチェック① 無彩色ながら表情豊かなコーディネイト

ジャケット=レディホワイトカンパニー パンツ=コモリ シューズ=スタジオニコルソン 帽子=古着 眼鏡=ユウイチトヤマ バッグ=ノーブランド リング=ワークスタットミュンヘン リング2=エムエークロス
▶デレックさんのスナップをすべて見るデレックさん(29歳)ジップアップのスウェット地ジャケットはライトなグレーカラー。対してキャップは白、スラックスとレザーシューズ、バッグはブラック。すべて無彩色で固めていながら、色を使い分けることで表情の豊かさを感じさせる。
こんなスタイルをシックな大人カジュアルと言わずしてなんと言おうか。派手な色を使わなくてもユニークな装いは叶うのだ。


② スケートファッションを品良く装う色使い

スウェット=パレススケートボード カットソー=ノーブランド パンツ=ディッキーズ シューズ=アディダス 帽子=キャプテンズヘルム 眼鏡=ゾフ バッグ=エビセンスケートボード
▶てつやさんのスナップをすべて見るてつやさんこちらもグレースウェット、黒いパンツ、白黒のアディダスと、全身無彩色。てつやさんはパレスやディッキーズ、エビセンといったスケートカルチャーに深く根差したブランドを選び、全身で自分らしさを表現してみせた。
それでいて清潔感が感じられるのは、グレーという色味が力を発揮しているから。ナップサックのストラップのトリコロールカラーがさり気ないアクセントに。



③ グレースラックスなら、ワイドシルエットでも大人見え

ジャケット、シューズ=ともにルメール ニット=古着 パンツ=ヘドメイナー ベルト=ジルサンダー
▶溝内さんのスナップをすべて見る溝内浩二さん(38歳)思いっきりワイドなパンツが巷では支持を得ているが、いざ自分がはくのはどうも気が引ける、という大人が多いのも事実。そこで、シックなグレーのスラックスに頼ってみる。
シャツ型の黒いアウターとレザーシューズで固めれば、ご覧のとおり簡単に品良く装うことが叶うのだ。インナーに赤いニットを入れて遊びを加えてもゴチャつくことなくコーディネイトができる。
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