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2025.11.02

ファッション

「ファッションも“旬”を大事にしたい」。 アーカイブ&スタイル 坂田真彦に教わるスーツの極意

アーカイブ&スタイル 代表 坂田真彦さん●1970年生まれ。複数のコレクションブランドを経て、2001年にフリーデザイナーとして活動開始。’04年より現職のデザインスタジオを始動。今回着用するスーツをはじめ、ディレクションに携わるアイテムは今季も豊富に揃う。

スーツ=アダム エ ロペ シャツ=ペニーズ(古着) Tシャツ=古着 靴=ヘリュー メガネ=金子眼鏡 ベルト=J&M デヴィッドソン


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“ラグジュアリー×スーツ”というお題に対して、坂田さんは「季節感をどう楽しむか」という点に価値を見いだしていると答えてくれた。
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スーツ=アダム エ ロペ シャツ=ペニーズ(古着) Tシャツ=古着 靴=ヘリュー メガネ=金子眼鏡 ベルト=J&M デヴィッドソン

合わせるアイテムはどれも、スーツの素材感や坂田さんのキャラクターに馴染む、角の立たない表情のものばかり。シャツは、レーヨンの素材感で柔和な印象を、ブルーの色で爽やかさを出すヴィンテージ。メッシュベルトやアーボンカーフの靴といったレザーアイテムこそ、作りや素材の表情を感じやすい。そうした選びが個性へとつながる。


「例えるなら今の時季、大間のマグロも素晴らしいけれど、旬のサンマを楽しみたい。スーツも同じで、生地が高級、仕立てが上質、ということよりも、今この瞬間の空気や雰囲気を味わいたい。

せっかく豊かな四季を堪能できる国で暮らしているのだから、その時季に馴染んだ素材の一着を選ぶと、より楽しめる。
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これこそがファッションの本質であるし、贅沢なことなのではないでしょうか」。
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