
リリース後、あっという間に即完した昨シーズンを経て、今季2025-26年の冬も「Burton×FRAGMENT」のコラボレーションが誕生。昨年はウェアのみの展開だったが、今年はアイテムを増やしフルコレクションとなってラインナップする。
しかもグローバルでの展開とあって世界的に話題になること必至。その注目コレクションの一つひとつを、デザインコンセプトを手がけた藤原ヒロシ本人に語ってもらった。
藤原ヒロシの“Burton愛”から生まれたコラボ第2弾

スノーボード歴30年。始めて早々にBurtonとの出会いがあり、また当時のBurtonライダーたちと一緒に滑る機会を持てたことで、スノーボードに対する世界観に広がりを持った。
時代はちょうどスノーボードがスケートボードのカルチャーと出会い、滑り方に多様性が見られ出した頃。藤原ヒロシもスケートボーダー的なアプローチで雪上に立ったのだが、雪山を滑るフリーライディングに新たな楽しさを見出し、心酔していった。
「あのままフリーライディングの楽しさを知らなかったら、もうスノーボードはやめていたと思います」というほどだから、新たな世界へ導いてくれたBurtonには敬意や感謝を抱いているのだろう。

実際にBurton好きを公言し、毎年冬がくればライダーたちと一緒に滑る。製品クオリティには絶対の信頼を置き、一緒にプロジェクトを展開したことも数知れない。今回発売されるFRAGMENTとのコラボレーションも、Burtonとの蜜月関係があって生まれたものだ。
「スノーボード界の最先端をいくテクノロジーやファブリックを使わせてもらって、自分が山で使いたいものを作らせてもらう。感謝の気持ちしかないですよね」。

こうした気持ちを胸にBurtonとのプロジェクトに臨み、今季は2シーズン目となるBurton×FRAGMENTのアイテムが登場。注目すべきは、Anonも含めたフルコレクションにグレードアップしたこと。昨季リリースされたのはウェアのみだったが、ボード、インサレーション、ゴーグル、ヘルメット、バインディングまでがラインナップしたのだ。
グローバル展開で11月13日(木)に世界同時発売。コレクションの一つひとつを、本人の言葉を交えて紹介していこう。
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