
いくつになっても遊び心は必要だ。むしろ、歳を重ねれば重ねるほど重要になってくる気さえする。大人になるほど大人しくなるなんて、つまらないしね。今回紹介するのは、まさにそんなステイヤングな先輩方。生き生きとファッションを楽しむそのセンス、人間性ごと真似したい!
【写真6点】「遊び心を忘れない、5人の洒脱なファッションラバーたち」の詳細を写真でチェック① 遊び心の象徴、“オーバーオール”のアメカジ

Tシャツ=ユニクロ オーバーオール=リー シューズ=レッドウィング 帽子、ネックレス=ともにノーブランド 眼鏡=ジンズ バッグ=ディッキーズ リング=サード
▶︎大倉さんのスナップをすべて見る大倉智明さん(59歳)まさに遊び心、冒険心の象徴たるオーバーオールを主役に抜擢。これこれ、この心意気よ。大倉さんはいい風合いに色落ちしたリーのオーバーオールに褪色したオリーブ色のTシャツ、足元はレッドウィングを合わせて王道のアメカジスタイルに仕上げた。
で、柄物のトートとディッキーズのバックパックの二刀流でさらなる個性を付与。ハンチングもよくお似合い!
② 無印良品&ユニクロのブラックスタイル

シャツ=無印良品 Tシャツ=パタゴニア パンツ=ユニクロ シューズ=アディダス 帽子=ノーブランド 眼鏡=ゾフ バッグ=ザ ブラウン バッファロー
▶︎阿部さんのスナップをすべて見る阿部民雄さん(55歳)無印良品のバンドカラーシャツをさっと羽織り、同色のユニクロパンツをさらりと合わせたブラックスタイル。ソリッドながら自然体。インナーのパタゴニアTもナチュラルな雰囲気作りに貢献している。
左肩に掛けたアメリカ・カリフォルニア発バッグブランド「ザ ブラウン バッファロー」のバックパックは挿し色としても効果を発揮。足元は軽やかにアディダスのランシューでフィニッシュ!
③ ロンTに光る“ヒップホップレジェンド”のロゴ

Tシャツ、バッグ=ともにラッセル パンツ=ジーユー シューズ=サロモン 帽子=ニューエラ 眼鏡=ゾフ リング=ノーブランド
▶︎小野さんのスナップをすべて見る小野 孝さん(55歳)ラッセルのロンTに刻まれしグラフィック。ご存知、ヒップホップ界のレジェンドグループ「ニトロマイクロフォンアンダーグラウンド」とのコラボ作だ。
これにゆるっとしたGUパンツを合わせ、ストリートテイストに仕上げる。で、足元はトレンド真っ只中のサロモン。ニューエラキャップの「コーデュラ」のロゴも含め、全身からストリート&アスレチックな雰囲気が漂う。いくつになっても、これくらい軽やかにいたい。
④ ワークブランドで作り出す西海岸スタイル

シャツ=エフティーシー カットソー=ヘインズ パンツ=カーハート シューズ=トラヴィススコット×ナイキ 帽子=ザエイチダブリュードッグアンドコー 眼鏡=レイバン 腕時計=ロレックス ネックレス、バングル、リング、ベルト=すべてゴローズ
▶︎栗田さんのスナップをすべて見る栗田宏久さん(60歳)全身から立ち込めるルードな香り。淡いオリーブカラーのシャツにカーハートのダブルニーを合わせ、味のある西海岸スタイルに仕上げた。
一方、スニーカーはトラヴィススコットとナイキのコラボ作。もちろん入手困難のプレ値つきだ。ザエイチダブリュードッグアンドコーのキャップも実に今っぽく、全体的にフレッシュな雰囲気をまとっている。小物類はすべてゴローズ。こういう大人、素直に憧れる!
⑤ アイテムを変えてもわかる、確立されたスタイル

シャツ=クラシッククロージング Tシャツ=ヘインズ パンツ=カーハート シューズ=ブランドストーン 帽子=ザエイチダブリュードッグアンドコー 眼鏡=レイバン バッグ、アクセサリー=ともにゴローズ 腕時計=ロレックス
▶︎栗田さんのスナップをすべて見る栗田宏久さん(60歳)ということで、おかわり。先程の栗田さんの別スタイルをご紹介しよう。クラシッククロージングの赤いチェックシャツに、カーハートのブラックのダブルニー。一貫してルードだ。先ほどとはカラーパレットがまったく異なる。なのに、どう見ても栗田さんらしい。スタイルを確立するってこういうこと。とことん格好いい。
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「落ち着け」なんて言葉は、大人になってから聞き飽きた。耳にタコ。聞く耳すら持つ必要がない。遊び心こそ、最高のアンチエイジング。間違いないでしょ?