
無地にはない個性があって、派手な柄物にはない安定感もある。月並みな言い方だけど、ボーダーカットソーはマジで使える。とりわけ、涼しくなった秋口にはインナーでも1枚使いでも八面六臂の活躍を見せるはずだ。ってことで、調子いい着こなしパターンをおさらい!
【写真7点】「秋口はボーダーカットソーがいちばん使える説」の詳細を写真でチェック① 無駄なくシンプルにヨーロッパ的

カットソー=ウティ パンツ=ニート×レショップ スニーカー=コンバース 帽子=レショップ バッグ=ナイスネス
▶︎平山さんのスナップをすべて見る平山剛士さん(34歳)肩を切り替えたボーダーカットソーと、ストンと落ちたワイドなチノーズ。どこかヨーロッパ的な匂いがする上品な合わせを、無駄なくシンプルに楽しむ。
ボートネックの首元では、ナチュラルなレイヤーを主張。黒いコンバース、ブラウンのレザーバッグといったチョイスも過不足なく、さらっと洒落てる。

② 温かみのある配色と着丈の差で遊ぶ

ジャケット=スタジオニコルソン パンツ=オーラリー 靴=ティンバーランド バッグ=シティライツブックストア
▶︎しまさんのスナップをすべて見るしまひでしさん(50歳)ボックスシルエットのミニマルなGジャンの下に、賑やかな緑×赤のボーダーをセット。温かみのある配色が、落ち着きあるブラウン系の下半分とユニークなコントラストを描く。
ジャスト寄りのワイドシルエットで大人っぽく見せつつ、アウターとインナーの着丈の差で遊び心を抜かりなくアピール。バッグのプリントとボーダーの“ミドリンク”も効果的。

③ 超シンプルなブルー合わせを潔く

Tシャツ=ユニクロ デニム=ジーユー シューズ=コンバース 眼鏡=金子眼鏡 アクセサリー=イルビゾンテ
▶︎小川さんのスナップをすべて見る小川遼祐さん(28歳)ネイビー×白のロングスリーブボーダーシャツを潔く1枚。で、程良くフェードしたブルーデニムをジャストサイズでこれまた潔く。超シンプル。でもしっかりサマになる。
スニーカーもオールスターという定番中の定番をセレクトし、汎用性の高いエターナルスタイルを実践。コスパ高めのブランドチョイスも、マネしたいと思わせるに十分。

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爽やか、大人っぽい、合わせやすい。ご覧の通り、いいこと尽くしのボーダーカットソー。またも月並みな言い方になるけれど、ボーダーを上手に扱えるかが、この時期のファッションをスマートに楽しめるかどうかのボーダーだったりする。多分。