「身体に馴染んだデニムならではの“脱力感”が優雅なムードを演出」

映画祭やアワードといった舞台で、ドレスアップしたタキシード姿を披露することが多い浅野さん。そんなフォーマルなシーンで、よく気付くことがあるという。

「百戦錬磨の先輩方を見ると、優雅さを感じます。その理由は、“脱力感”なんですね。まさにデニムをはくようにスーツを着ていて」。

明確なドレスコードがある場面でデニムを着て脱力するのは、なかなかハードルが高いだろう。だが、それを解決するうえで、ひとつ重要なポイントがあると続ける。

「ずっと大切にしているものを身に着けると、身体に馴染んで見えますし、リラックスした優雅な佇まいになる。要は、“精神的なドレスアップ”が見た目の余裕や品格のあるスタイルへと結びつくわけです」。

その点、「リーバイス® ブルータブ™」は、長く付き合える服の理想型であり、可能性を秘めている。

「日本のモノ作りには、作り手の気持ちと技術が詰まっています。純粋に長く着たくなりますし、このデニムを着てドレスアップしたいと思える。そんな服だと感じました」。

インディゴの深みと美しいAラインでドレスな空気感を誘う

デニムコート6万500円、デニム2万6400円／ともにリーバイス®ブルータブ™️（リーバイ・ストラウス ジャパン　0120-099-501）

隠しボタンを配したマックコートと、同色の立体フィットデニムでインディゴのワントーンに。コートの裏地はツイル地でハリがあるため、型崩れしない美しいAラインを描く。

色みの深さと優雅なシルエットから、自然とドレス感が漂う。

アップデートした「501®」の青グラデで現代版アイビーに

デニムシャツ1万9800円、デニム3万9600円／ともにリーバイス®ブルータブ™️（リーバイ・ストラウス ジャパン　0120-099-501）、古着の靴2万7500円（サファリ3号店　03-5457-1870）、タイ4万6200円／ユーゲン（イデアス　03-6869-4279）、古着のベルト9790円（アームズ クロージング ストア　03-3793-5334）、ヴィンテージの腕時計43万7800円（ヴィンテージクートーキョー　03-6804-2201）

カイハラ社のセルビッジ生地を使い、80年代の「501®」をアップデートさせたウォッシュドタイプのデニムが主役。

シャツとの青グラデに加え、タイドアップとホワイトバックスのシューズを利かせれば、現代版アイビーが完成する。

浅野忠信●1973年、神奈川県横浜市生まれ。高校在学中に俳優デビューを果たす。以後、国内外でドラマ、映画をメインフィールドに数多くの作品で名演を続けるかたわら、音楽作品や絵画なども発表。昨年は、『SHOGUN 将軍』で、第82回ゴールデングローブ賞助演男優賞（テレビ部門）を受賞。即興スピーチが大きな話題を呼んだ。

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