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2025.09.12

ファッション

常に“前に進める理由”を探す。そんなポジティブ思考と共鳴するドレスシューズの正体とは!?



「質の高いパフォーマンスへと導き、ともに時代をリードする」。ビジネスパーソンの足元をサポートするアシックスウォーキングとともに、時代を切り開くイノベーターの声を聞く本連載。

今回は、多業種に渡る実業家と俳優・モデル業の二足の草鞋を履く、諸橋幸太さんをお招きした。


第六回
諸橋幸太さん



もろはしこうた●1978年、神奈川県生まれ。高校在学中に、生涯の趣味とするサーフィンを楽しむところをスカウトされ、読者モデルとしてキャリアをスタート。現在はCMや広告、雑誌のモデル・俳優として日本ならびにアジアで活躍する傍ら、本厚木でレストラン・バーを併設するヘアサロン「ビーチツリー」を経営。過去の悩みをきっかけに美容を探求する自称「日本一黒い美容家」は、モデルの後進育成にも意欲的。

やらない理由より、やる理由を見つけるほうが楽しい。

――みんなが集まれる場所に。そんな想いを込めて名づけられた、レストラン・バーを併設するヘアサロン「ビーチツリー」。オープンしたのは、モデル・俳優として日本とアジアを忙しく往来していた10年ほど前のことだ(2025年に厚木市内で移転・リニューアルオープン)。傍から見れば順風満帆であったろう時期に、なぜ店を構えたのか。



店のコンセプトにもあるように、昔から人が集まる場所が好きなんです。今の自分があるのは、親はもちろん、先輩や友人たちのおかげ。いろんな人が集まって、次々と新しいものやアイデアが生まれる。そんな瞬間が大好きですね。今のレストラン・バーも、はじめたころのカフェも、美容室だって、人が集まっていろんな話をするのに、最適な場所ですよね。

それでいつしか「美容室をやりたい、せっかくならカフェも併設したい」という思いを抱くようになった。確かに当時は、モデルとして軌道に乗っていたかな。けれど、5年後、10年後を見据えたときに、モデルを続けながらできる何かを探していたんです。自分がいい状態だからこそ、新しい一歩を踏み出したい。そう思って会社を立ち上げ、この店を始めました。

――趣味であるサーフィンに例えれば、自身のコンディションやパフォーマンスが良好でないと、どんなにいい波があってもメイクできない。大切なのは常に考え、準備し、挑戦し、続けることだと語る。



誰しも、なんとなくやりたいことを頭の隅に抱えているはず。ただそれをできない理由、やめる理由を見つけて、諦めてしまう場合が多い。それよりもどうやったら実現できるか、やれる理由を模索して前に進むほうが、ビジネスも人生も楽しめる。僕は、そう考えています。

実際にカフェとサロンの併設なんて、当時はあまり前例がなかった。保健所にも無理だと突っ返されまして(笑)。でも、それは諦める理由にはならなかった。どうしたら実現可能なのか、何度も通い、意見を聞きましたね。

無事お店がオープンしてからも、いいこともあれば苦労だって絶えない。自分の失敗はもちろん、周囲の失敗が経営に影響することもある。けれど、絶対“他責”にだけはしない。全部自分の責任。数多くのトライ&エラーが経験となり、次のステージに向かう糧となる。だから、どんなに小さなアイデアでも、やらない理由よりやる理由を見つけて、前向きに挑戦することが大事なんだと思いますよ。

ハレのシーンにも日常にもハマる、快適な機能と端正な面構え

――10代のころから湘南サーファーとして育ってきた諸橋さん。ゆえにシューズボックスはサンダルやスニーカーであふれているかと思いきや、実は革靴が大好きで少なくとも20足は所有するとのこと。



レセプションやパーティーといった華やかなシーンに呼んでいただくことも少なくないから、きちんとしたセットアップに革靴を合わせて、という機会も多い。オケージョンにふさわしい服と靴を選ぶことって、本当に大事だと感じていますね。

それに革靴って、シンプルに格好いい。長く履けるし、その人の足跡が刻まれるかのように味わいも出てきます。ただ、足に合わないと辛いのは正直なところ。履けば馴染むとはいわれますが、スニーカーやサンダルと比べて、足に合わないときの疲れ具合はレベルが違いますよね。

その点、このシューズは、歩行時のクッション性といい、しなやかに足を包んでくれる感覚といい、とにかく気分良く履けます。それでいてこの正統なルックス。ビジネスリーダーの普段使いはもちろん、祝いの席などで長時間革靴を履くときにもいいですよね。

――クラシカルな黒のダブルモンクがスーツやジャケパンスタイルに適しているというのは想像にかたくない。そのうえで、諸橋さんはデイリーなデニムカジュアルにも合うと太鼓判を押す。



若いころ、先輩がデニムに革靴を合わせているのを見て、憧れましたね。当時は頑張って真似してみたけれど、スニーカーやサンダルに比べるとやっぱりしんどいからって、いつからか諦めていたなぁ(笑)。

でもこの一足は、端正なデザインなうえに着用感が快適だからこそ、久しぶりにデニムと合わせてみたくなりました。デニムと革靴のコンビネーションはトレンドでもありますし、ラフなスタイルの格上げ役として機能すると思います。

なにより、革靴の格好良さとスニーカーのような快適さ、その両方を備えるのが最大の魅力。TPOを選ばずボーダレスに履けて、ファッションとして楽しめる。要は、ドレスシューズだからデニムには合わないと決めてかかるのではなく、“カジュアルに履ける理由”を探せば活躍の場がぐっと広がる。最近革靴を敬遠しているという人ほど、試してほしいですね。

-Pick up Model-
ASICS Walking RUNWALKシリーズ
ランウォーク 7 TS メンズ GORE-TEX 3E 1231A301



ドレスシューズ然とした美しいシェイプにバックル付きストラップを配した、端正なダブルモンク。イタリア産の上質なスムースレザーを使ったアッパーは、ライニングに防水透湿性に優れるゴアテックスファブリクスを採用。ミッドソールのSPEVA、かかと部のfuzeGELがクッション性と適度な反発性を与え、快適な歩行をサポートする。また美錠の下にはゴムを忍ばせることで「シューホーン要らずで履けてラクなのに、足にしっかりフィットするのがすごい!(諸橋さん)」。3万8500円/アシックスウォーキング(アシックス商事 0120-777-591)

「アシックスウォーキング」とは
1983年に誕生したアシックスウォーキング(ASICS Walking)。誕生時の理念は「健康と豊かな感性を持った人間性の回復」で、お客さまの足に合った靴をご提案することで歩く楽しさや喜びを感じてほしいという想いが込められている。アシックスのスポーツシューズの開発で培った技術を応用して、ビジネスからカジュアルまで履きやすさと歩きやすさを追求したシューズを提案している。

[問い合わせ]
アシックス商事
0120-777-591

箱島崇史=写真 八木悠太=文

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