©Giacomo d’Orlando/National Geographic
2019年から続くロレックスとナショナル ジオグラフィック協会のパートナーシップが、新たなステージへと突入する。
「パーペチュアル プラネット エクスペディション」と題されたこの共同探査プロジェクトはこれまで、高山や熱帯雨林を舞台に、地球環境の調査を続けてきた。
そしていま、舞台は地球の70%以上を占める“海”へと広がる。
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©Luján Agusti/National Geographic
新たに始動したのは、2年にわたる海洋探査。その対象は、海岸から深海、そして北極から南極にいたるまで、これまで十分に研究されてこなかった海洋の領域だ。
気候変動によって加速する海洋の変化が、人類や野生生物にどのような影響を及ぼしているのか。その真実に迫り、未来に向けた解決策を導き出すのが、このプロジェクトの使命である。
©Giacomo d’Orlando/National Geographic
地球の表面のおよそ4分の3を占め、多様な生物種を育む海は、まさに地球のブルーハートともいえる存在だ。しかし、そのうち保護されているのは現在、わずか8%に過ぎない。
気候変動により海水温は上昇し、サンゴ礁をはじめとする海洋生態系は崩壊の瀬戸際にある。この深刻な現実を前に、世界100カ国以上が「2030年までに海洋の30%を保護する」という国際的な目標に合意している。
©Giacomo d’Orlando/National Geographic
この壮大なプロジェクトには、ナショナル ジオグラフィックの探検家、科学者、ストーリーテラー、さらに海に生きる沿岸コミュニティの人々がひとつのチームとなって参加する。
学術的な科学と、地域に根ざした知恵。ふたつの視点が交差することで、“守るべき海の姿”の保護と回復の理解を深める狙いだ。
ロレックスとナショナル ジオグラフィックは、人類と海との関係を再構築すべく、次の世代へ針を進めていく。
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https://www.rolex.org/ja/environment/perpetual-planet/amazon-expedition