前回も大好評だった、星野リゾートとのコラボによる人気プレゼント企画がカムバック! 今回は1年の前半は星野リゾートが展開する温泉旅館「界」、後半はファミリー層にも人気の「リゾナーレ」で全国各地のトリップへと誘う。
記念すべき第1回目の旅先は、“おんせん県”の異名を持つ大分は由布院にある、「界 由布院」へ。朝霧が名物の由布院の町は山間にある盆地だが、「界 由布院」は高台へ上った由布岳の麓に位置する温泉宿である。
大分県はその名が「大いなる田」に由来する、田んぼや棚田にゆかりのあるエリアだ。かつて棚田があった地形を生かし、棚田に寄り添うデザインを隈研吾氏が設計。12年のときをかけて完成させた。
失われつつある棚田の景色に心から解放され、ゆったり過ごすのに最適な環境となっている。
【写真16点】星野リゾート「界 由布院」を写真でチェック 

アクセスは大分空港から車で約50分。公共交通機関でも、JR由布院駅まで電車やバス、由布院駅からは送迎タクシーも利用できるので、さほど不便さも感じない。
大分の名産である真竹をモチーフにしたエントラスから一歩入ると、漆黒に包まれたエントランスロビーが広がる。まるで美術館のような空間だが、農家の“土間”をイメージしたもので、フロントには農家の米を象徴する釜戸が備え付けられるなど、遊び心ものぞかせる。
トラベルライブラリーの前にある棚田テラス
「棚田暦で憩う宿」をコンセプトに掲げるだけあって、施設の中心にある棚田の景色は、田植え前の水鏡が美しい春先から稲作が実る秋、ライトアップが幻想的な冬場と、四季折々の景色を楽しむことができる。
栽培しているお米はまだ提供してないが、ゆくゆくはゲストに提供したり、収穫体験の共有なども視野に入れているそうだ。
2/3