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2025.05.20

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大貫達正が貴船神社の川床で今年も開催。未来へ残すべき伝統に触れるポップアップイベント



現代の目利きとして信頼を集める大貫達正さん。住所非公開・予約制のショップ「サンタセッセ ギャレリー(SANTASSÉ GALERIE)」ではデニムをはじめとしたヴィンテージアパレルのほかアートから工芸まで、将来に残すべき伝統を届けている。

そんなサンタセッの世界観を、日本の伝統が息づく京都・貴船神社で味わえる衣食住をテーマにした体験型イベント「 サンタセッ アット 貴船(SANTASSÉ at KIFUNE)」が開催される。

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今年で2回目となる本イベントには昨年同様、ディープかつコアなクリエイターたちが参戦する。

空間に関わる部分では、the design labo主催である建築家・プロダクトデザイナー・板坂諭や建築家・高山まさき。そして、そこで起きる事象を貴船神社フォトグラファー・若林満が記録していく。ここで撮った写真は今後、アーカイブとして時代を超えて伝える“記憶”としての役割を担っていく。



出店者もユニークだ。

日本でオールデンを展開する「ザ ラコタハウス(THE LAKOTA HOUSE)」、京都・丹後から発信する再生と継承プロジェクト「リタンゴ(RETANGO)」より、70年以上歴史を持つ老舗ラグブランド「レイ(RÈI)」など、洋の東西を問わない面々が一堂に会する。



これらのセレクトの基準を大貫達正さんに言わせれば「アートとプロダクトの間にあるモノ」。

よって、オーダー制ファッションアイテムやインテリアといった一点モノもあれば、もとはレディメイドでも時間を経て唯一無二となったヴィンテージ品までが入り混じるのである。



サンタセッのコンセプトは「トレーディングポスト(Trading Post)」。

19世紀後半、アメリカ南西部でネイティブアメリカンとヨーロッパ系移民がジュエリーやラグ、日用品などを物々交換した交易所である。

現代においてその“交易所”は価値観をシェアする場となり、その価値を未来へ残すスタート地点となる。分別のある大人であれば、見ておいて損はないだろう。
開催概要
日時:2025年5月30日(金)31日(土 )11:00〜18:00、6月1日(日)14:00〜17:00 
会場:貴船神社 境内「龍船閣」/京都市左京区鞍馬貴船町 180番地
奥貴船 兵衛/京都市左京区鞍馬貴船町 101番地
※予約不要。雨天時、奥貴船・兵衛旅館内一室にて運営。


問い合わせ
サンタセッ(SANTASSÉ)
santasse2020@gmail.com

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