ストリートシーンを牽引し続けるジャパンブランド「ダブルタップス」。
ミリタリールーツなアイテムは変わらずコレクションの中心を担い、ワークやトラッドといったテイストのアイテムも人気。モノ作りへのこだわりを込めた生地やパターン、機能性が多くの共感を呼ぶ。そんなレジェンドブランドのアイテムを、今の気分で着こなす大人たちを取り上げたい。
【写真10点】「ダブルタップスを街行く大人はどう着こなす？」の詳細を写真でチェック ① 潔さの中に見え隠れするブランドへの信頼
Tシャツ、デニム、帽子＝すべてダブルタップス シューズ＝ヴァンズ 腕時計＝カルティエ
▶︎久保田さんのスナップをすべて見る久保田知仁さん（39歳）潔い、シンプルな着こなしだが、ダブルタップスのアイテムならそれだけでも十分サマになる。その理由をまずは解き明かしていきたい。
トップスは、シンプルなロンTに見えてその実ベースボールT。ブランドメッセージをカレッジ風のロゴで表現した機知もいい。そしてジーンズは、青味を程よく残しながら古着のような風合いを演出した一本でスタイルに深みを加える。それもこれも、デザイナーのセンスと豊富な知見の賜物だ。
さらに久保田さんは、周辺のアイテムに自身のアイデンティティを込める。一見シンプルなキャップだが、背後にはワードセンスを感じさせる刺繍が。ヴァンズの王道、オーセンティックもシューレースをあえて結ばず程よいルーズ感を忍ばせた。ブランドの色を熟知し、そこへ自分カラーも加えた巧妙さに拍手を送りたい。
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