「STAY YOUNG総合研究所」とは……▶︎
すべての写真を見る更年期障害は女性だけのものと思い込んでいる男性は少なくない。ところが、「男性更年期障害」という症状も存在することは知っているだろうか。
心身の不調だけでなく、仕事のパフォーマンスやQOLの低下にもつながるというこの症状を防ぐには……?
| 教えてくれたのは アンファー株式会社 取締役 新規ブランド本部 本部長 長内 尚さん 早稲田大学理工学部応用化学科および早稲田大学院先進理工学部応用化学研究科を卒業後、大手化粧品メーカーを経て2015年にアンファーに。社内全体の商品開発責任者を務め、22年にはメンズヘルスに関する豊富な知識を活かして、男性不妊やEDなど男性の健康課題に着目したブランド「HOMTECH(オムテック)」を立ち上げた。 |
それって男性更年期障害?まずはセルフチェックで判断!
なし(1点)、軽度(2点)、中等度(3点)、重度(4点)、極めて重度(5点)の5段階で、合計点をチェックしてみよう。
[チェック項目]
・肉体的にも精神的にも調子が悪い
・関節や筋肉に痛みがある(腰痛・関節痛など)
・発汗・のぼせ
・眠れない、眠りが浅い
・よく眠くなり、しばしば疲れを感じる
・イライラする、不機嫌になる
・神経質になった
・不安になりやすい
・やる気がない、無気力、疲労感がとれない
・筋力の低下
・憂鬱な気分
・自分のピークは過ぎたと感じる
・燃え尽きたや、どん底の状態だと感じる
・髭の伸びが遅くなった
・性的能力の衰え
・朝勃ちの回数が減った
・性欲の低下
[結果]
26点以下:特に問題はありません
27〜36点:食事や生活習慣を見直そう
37〜49点:更年期外来の受診がおすすめ
50点以上:専門医による治療が必要な可能性あり
※医療機関で使用される調査票をもとに作成
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