
白シャツとジーンズの着こなしは今も昔も基本中の基本。ドレスシーンならスラックスはお決まりで、アメトラのルールに則るならチノパンという選択肢もあった。
白シャツにちょうどいいパンツの組み合わせは、昔からDNAレベルで刷り込まれている。とはいえ、もとより白シャツは無味無臭のシンプルな佇まいゆえ、万能なもの。街行く大人たちの着こなしを見るにつけ、それを改めて実感した次第。
【写真9点】「白シャツの下、何合わせる?」の詳細を写真でチェック
① 定番の合わせは迷ったときの駆け込み寺

シャツ、パンツ=ともにポロ ラルフ ローレン シューズ=アディダス 帽子=ニューエラ 眼鏡=アイヴァン バッグ=土屋鞄製造所 腕時計=クオ
▶小堀さんのスナップをすべて見る小堀一章さん(53歳)昔から語り継がれる相性の良さは、時を経ても変わらない。白シャツに合わせたのはオーソドックスなチノパン。両者とも、今なおアメトラの代表格として君臨するポロ ラルフ ローレンである。


教科書通りの組み合わせゆえに周辺アイテムは安心して自分カラーを出しやすい。キャップは大谷翔平選手が所属するドジャースでも、ニューヨークの名門、ヤンキースでもなくフィラデルフィア・フィリーズ。
足元はというと、今どきなテラス系ではなく普及の名作、SL 72だ。しかも、えんじ色で合わせまとまりを印象付けた点がまた心憎い。
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