ジャケット4万9500円、シャツ2万9700円、ショーツ2万8600円/すべてボス(ヒューゴ ボス ジャパン 03-5774-7670)、靴2万7500円/コール ハーン(コール ハーン ジャパン 0120-56-0979)、グローブ2200円/フットジョイ(アクシネット ジャパン インク 0120-935-325)
▶︎
すべての写真を見るどちらかと言えば、坂口憲二さんのイメージはゴルファーというよりもサーファーである。でも実はゴルフのキャリアのほうが先。高校生の頃はプロを目指していたのだ。
そこで「サーフ×ゴルフ」をテーマに、このふたつを並行する楽しさについて伺った。
できれば生涯、サーフ&ターフを続けたい

「高校時代はゴルフ部だったんです。部活のほかに、家の近所の打ちっ放し(ゴルフ練習場)にも通いました。ボール拾いのアルバイトをしながら、ショット練習させてもらって」。
当時は青木功、尾崎将司、中嶋常幸の“AON”が男子ツアーを牽引し、ゴルフシーンが大いに盛り上がっていた時代。坂口さんのご両親もゴルフを嗜んでいた。
「学生だと、自分のバイト代だけでゴルフ場でプレーするのはなかなか厳しいですよね。車もないですし。ウチは父も母もゴルフ好きだったので、家族でラウンドすることもよくありました」。

当時のスコアは80台前半。卒業後もゴルフを続けるつもりだったが、留学先のハワイで出会ってしまったのが、サーフィンなのである。
「波乗りの比重が大きくなって、ゴルフから離れてしまいました。でもハワイにはたくさんのゴルフ場がありますから、たまにコースに出ることもあったんですよ」。
2/3