BEVになっての復活を望みたい「ミニクラブマン」
ミニ「ミニクラブマン」(2015年11月〜2024年2月)。2代目は3ドアミニよりひと回り大きいボディに、後席用の左右のドアと、テールに観音開きドアが備えられた。
クラシックミニ時代にあった、ボディをストレッチしたワゴンボディの「カントリーマン」や「トラベラー」を、BMW製ミニでも選べるように開発されたのが、2008年に登場した初代「ミニクラブマン」。2015年11月には2代目へ移行したのだが、2024年2月に生産が終了した。
販売成績自体は決して悪くはなかったようだ。しかしBMWとしては、今後ミニの3ドアより “広いミニ” を求めるならば5ドアや、ひと回り大きな「ミニ・カントリーマン(旧名はクロスオーバー)」をどうぞ、ということらしい。
こちらは初代ミニクラブマン。3ドアをストレッチして観音開きを備えたモデルだった。後席へは、運転席ドアと運転席後ろの小さなドアを開けて乗る。
けれど、本当にそれでいいのだろうか? クラシックミニ時代にカントリーマンやトラベラーを求めた人は、広さだけでなく、個性でもあった観音開きのバックドアが付いている見た目が好きな人も、多かったんじゃないだろうか。
そういえばBMW製ミニの初代にはカントリーマンは設定されず、2代目の3ドアをベースに、初めて登場したっけ。
新型(第4世代)ミニはBEVが主流になるようだけど、BEVの3ドアミニをちょい伸ばして観音開きドア付きモデルを、今一度検討していただけませんか、BMWさん。
5/5