ポルシェ911と同じRRのルノー「トゥインゴ」
ルノー「トゥインゴ」(2016年9月〜2023年12月)。トランスミッションは6速ATと5速MTがある。
2016年に登場したルノーのコンパクトカー、3代目「トゥインゴ」。リアに0.9Lターボを載せて後輪を駆動させる、希少なRRレイアウトであることに加え、ポップな内外装が魅力だったが、2023年いっぱいで生産が終了した。
同時期にデビューしたスマートの「フォーフォー」と同じ基本設計の、いわゆる兄弟車だったことも特徴のひとつ。ただし、スマートのほうは一足早く2021年に生産が終了している。
ご存知のように、欧州ではBEVへの移行を急いでいるが、ルノーも例外ではなく、新しいコンパクトBEV、「ルノー5(サンク)E-TECHエレクトリック」の導入を今年の秋に控えている。
2019年8月のマイナーチェンジで、スマホ連動機能が付いた小さなディスプレイが備わるようになった。
けれど、最近になってメルセデス・ベンツが「2030年までにガソリン車をやめるのを、やめました」というように、BEV一辺倒路線はどうやら雲行きが怪しくなってきた。
だったらポルシェ911同様にガソリン車のRRながら、ポルシェ911より遙かに安いトゥインゴ、まだまだ魅力たっぷりと言えるんじゃないだろうか。
4/5