なお、裕子さんを推薦してくれたのは同じ広報PR担当の西村 葵さん。
「何でも気になったことに挑戦するチャレンジ精神とガッツがあります。彼女が統括している『マガデミー賞』はかなり大きなイベントですが、社内の各部署だけでなく、外部企業を含めて本当にたくさんの関係者と連携しながら進行し、過去2回にわたって成功させてきました」。
ジョギング好きの西村さんに誘われて取材翌日は初の皇居ランに臨むという。
「基本は電子で読んで、面白かった作品やお気に入りの作品は紙で買ったりしている」という裕子さん。自宅の本棚も圧巻だった。
「ちゃぶ台でお茶を飲みながら漫画を読む時間は至福。お気に入りのぬいぐるみも飾って、自分だけのワクワク&癒しの空間を目指しています」。
イメージは「和室風の漫画喫茶」とのこと。
それほど漫画が好きならと、オススメの1冊を聞いてみた。しばし、悩んだ後で選んだのは『異世界蒲田』という作品。
「最近はさまざまな種類の異世界ものが流行っているんです。これは私も好きな街、蒲田が異世界に転移するというストーリーで、転移先はファンタジーの世界。ゴブリンやドラゴンがいますが、蒲田の人は図太くてそれらを懐柔しちゃいます」。
主人公はタウン誌の新人編集者という設定。Ⓒライス田所・海野悠/ライブコミックス
東急プラザ蒲田の屋上にある観覧車が出てきたり、京急での乗り換えダッシュに触れるなど、地元ネタも満載。
原作者は蒲田芸人、ライスの田所 仁さんなので、蒲田のリアルが描かれているそうだ。
紙の書籍は未発売ゆえ、電子書籍で購入したい。Ⓒライス田所・海野悠/ライブコミックス
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