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2023.03.23

ファッション

同じアウターで気温差コーデ。デニムを合わせるだけで簡単に実現


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「30mens / 30days SNAP 〜春アウター着回し術〜」とは……

昨日は暑かったはずなのに、今日の朝は驚くほど肌寒い。朝の陽気は何処へやら、日が落ちると気温が急下降。

そんな春の鬱陶しさを吹き飛ばす装いを平山洋次さんに尋ねたところ、「ちょうどぴったりな機能派アウターがあります!」と心強い返答が。
<SNAP No.8>平山洋次さん
平山洋次●2011年にヘムトPRを立ち上げ、数々のブランドのプロモーションに尽力。休日は愛車のレクサスに乗って、葉山やみなとみらいなどへ気持ちのいいドライブに。

平山洋次●2011年にヘムトPRを立ち上げ、数々のブランドのプロモーションに尽力。休日は葉山やみなとみらいなどへ気持ちのいいドライブに。

【平山’s セレクトアウター】エミュレーションのジャケット



一見すると、大ぶりなポケットがついたシンプルなブラックアウター。すっきりした襟元のデザイン、たっぷりめのシルエットは確かにモダンだが、素材が特殊だったりするのだろうか。

「表地には撥水性の高いリップストップを使っているので、タフで機能的です。でも、このアウターの最大のキモはそこじゃなくて。実は、内側から空気を注入できる優れモノなんです」と平山さん。



付属する小型ポンプをジャケット内側の空気孔にセットして、シュッシュと気軽にポンピング。するとどうだろう。内部に空気がほどよく溜まり、保温性を高めつつもシルエットがボリューミィに変化。これ、すごい!

<15℃前後の日>ライトで抜けのある春のブラックスタイル

ジャケット/エミュレーション、ニット/ラッピンノット、デニム/サバイ、スニーカー/ヨーク

ジャケット/エミュレーション、ニット/ラッピンノット、デニム/サバイ、スニーカー/ヨーク


「しかもノーカラーだから、着こなしの幅が広いんです」と語るように、まずはタートルネックニックとの合わせでシックな装いを披露してくれた平山さん。春でも変わらず黒が好きというモノトーン派らしい、こなれたシンプルスタイルだ。

「ただ、冬とは違って重たく見えすぎないようには注意しています。その点、薄手の素材のこのジャケットは主役に適任ですね」。



そのほか、ブラックベースのモノトーンを極力ライトに見せるポイントを全身に。その代表例が、ゆったりしたデニムバギーのケミカルな色合い、オールホワイトのシューズ選びだ。

「全身黒だと、ちょっと面白みに欠けますしね。アイテムごとに素材感を変えることで、視覚的に奥行きが出るようにも心がけています」。


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