
去る2月19日(日)に行われた、「プロジェクト ボレーガ」が主催するデニムのライブ縫製受注製作会。イベント来場者から受注し、その場でサイズを測り縫製するライブイベントに、多くのデニムファンが集った。

そして、イベントの目玉となったのが、オーシャンズの看板モデル、マーシーこと三浦理志のトークショーだ。
実はマーシーもプロジェクト ボレーガでデニムをオーダーしており、特別な生地を使用してディテールまでこだわった“三浦モデル”を製作。そのお披露目を兼ねてイベントに登場したのだ。

ここで改めておさらいをすると「プロジェクト ボレーガ」とは、世界的なデニムの生産地である広島県福山市に拠点を置く職人集団が、オーダーでデニムを制作するプロジェクト。
当日会場では、実際に使用している稀少なミシンを持ち込み職人が実演。
2021年にスタートしたばかりだが、デニムの販売だけでなく、購入者には制作現場の見学や希望者には一部縫製までしてもらうなど、“体験”を提供することで注目を集めている。
このデニムを通した新しい体験を、彼らは“マニュファクチャー・ツーリズム®”と呼び、地元福山市の活性化にも貢献しているのだ。
マーシーも縫製に挑戦!
さて、話を戻すと、イベントでお披露目された“三浦モデル”は、サイズだけ自分に合わせれば、同じものが誰でもオーダー可能。しかし、特別に製作される限定品のため、生産数はごく僅か。しかも、通常の設定にはない価格で特別販売しているのだ。
となれば、このチャンスを逃すわけにはいかない! 早速、マーシーが自由気ままな感性で作った “三浦モデル”の気になる詳細を見ていこう。
デニム7万9200円/ボレーガ(プロジェクト ボレーガ www.boleega.com)
まず、マーシーがこだわったのは、ウォッシュのかかっていない生デニムであること。自分なりに“育てる”楽しさがあるのはもちろんだが、デニムをきれいにはきたい、大人としての品の良さが出るように、と考えてのことだ。

そして、次にこだわったのはシルエット。太すぎず細すぎず、不変の魅力を込めたオーセンティックなストレート。さすがは、オーダー。すべてがベストフィットなので、シルエットも最高に美しい。
そして、プロジェクト ボレーガのデニムの象徴でもある、ピスネーム代わりに付けられた真田紐。

これは数種類のデザインの中から選べるのだが、マーシーが直感で選んだのは緑と青のもの。
緑は“自然”を青は“海”をイメージしたそうだ。
現在では全国で4社しか織ることができない真田紐。
整理すると、オーセンティックであり、大人としての品があり、海と山を感じられるデニムに仕上がったというわけだ。まさにオーシャンズな男のためのデニム。
シンプルなデザインであるがゆえに、自分にベストフィットな1本を作れるオーダーの魅力が最大限に引き出されている。
「これまで意外と持っていなかったタイプのデニム」というマーシーは、イベント中も終始「調子いい!」と笑みがこぼれていた。
このデニム、気になった方はぜひ早めにチェックしてください!
[問い合わせ]プロジェクト ボレーガwww.boleega.com