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2022.12.26

時計

1999年〜2015年までをプレイバック! スマートウォッチ誕生前夜から紐解く次世代時計年表


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エキスパートウォッチを取り上げるうえで、スマートウォッチについて触れないわけにはいかない。

その歴史を誕生前夜から現在にいたるまで、時系列で紐解いていく。まずは1999年から2015年までをプレイバック!

[1999年]スマートウォッチの源流!? 世界初のGPS機能内臓時計



「プロトレック/PRT-1GPJ」
現在のスマートウォッチに必要不可欠なGPS機能を、世界で初めて腕時計に搭載したプロトレックの通称“サテライトナビ”。

目的地(緯度・経度)を設定することで方向と距離をグラフィック表示するグラフィカルナビ機能などを備えた。当時の販売価格は税抜き5万9000円。

[2003年]世界初のワークアウト機能を搭載!GPSトレーニング端末が登場



「ガーミン/フォアランナー 201」
ランナーに向けて開発され、速度、距離、ペース、消費カロリーの測定を可能にした、世界初のGPSトレーニング端末。トレーニングを円滑にするワークアウト強化機能のほか、独自のトレーニングツールによってバーチャル パートナーと目標に向けてトレーニングを積むこともできる。

ランニング後にコンピューターに接続してワークアウトのデータを保存および分析できる点も画期的で、まさに現在のスマートウォッチの始祖ともいえる存在だ。

[2014年 6月]Android Wear初搭載のスマートウォッチ

© AP/AFLO

[左]「サムスン/ギア ライブ」 [右]「LGエレクトロニクス/LG G ウォッチ」 © AP/AFLO


「ギア ライブ」「LG G ウォッチ」「モト 360」
ウェアラブル端末市場を席巻するべく、グーグルはAndroid OSをウェアラブル端末へ拡張できるプラットフォームAndroid Wearを開発。

© AP/AFLO

「モトローラ/モト 360」 © AP/AFLO


これを搭載する世界初のスマートウォッチとして、「ギア ライブ」「LG G ウォッチ」「モト 360」の3つのモデルが発表された。


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