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稀少なジョーダンが並ぶヴィンテージゾーンがすごい!

さらに奥へ進むと、そこにはなんとスニーカー好き垂涎の驚愕モデルたちが。



「ここは3つ目のエリアです。比較的新しいスニーカーをセレクトした一軍のエリアとは一線を画し、ヴィンテージやオリジナルを中心に並べています。

手に入れようとしてもなかなか手に入らないものばかり。なので、昇格&降格はほとんどありません。僕のもっとも好きなエア ジョーダンが揃っています」。




その愛情は、ボックスからも伝わってくる。

「こっちは2足入るアクリルケースを作りました。ただ、一軍と同じイエローで作ってしまうとちょっと映えづらい。だったら、アクリルの色を変えようと友人と話し合いました。

エア ジョーダン 1の85年のオリジナルはソールが赤で、こいつがこのヴィンテージコーナーのいわば“顔”。だから、それに合わせてケースの縁を赤にしています」。

庭にスニーカーミュージアムを作るのが夢



スニーカーを購入したら写真を撮り、インスタにポストしてスニーカーを見ながら酒を飲む。週末は、そのスニーカーを履いて出かけ、撮影をする。

その次の休みにはスニーカーのメンテナンスをしてこの部屋に飾る。これが、おっくん流のルーティン。撮って、履いて、眺める。まさにスニーカーを楽しむためのフルコースを実践している。

観賞用にと購入した20万ほどのこちらのリクライニング式ベッドから見る眺めが最高なのだとか。

観賞用にと購入した20万円ほどのこちらのリクライニング式ベッドから見る眺めが最高なのだとか。


「今は、壁一面にエア ジョーダンを飾っていますが、本当は、床には透明のボックスとスニーカーを敷き詰めて、天井からもスニーカーを吊るしたいんです。そうしたら、上からも下からもエア ジョーダンを楽しめますよね」。

そんな夢を実現すべく、建築士の友人とともに、自宅の庭にスニーカーミュージアムを作ろうと画策中だ。

「もうただ頭がおかしいだけなんですけどね」と自虐的に笑うが、その笑顔は実に輝いている。


寝ても覚めてもエア ジョーダン。その愛情は紛れもなく本物である。

佐藤ゆたか=写真 菊地 亮=取材・文

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