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ミッドソールに配されたグレーの比率が秀逸



「990シリーズでいちばん気に入って履いているのは990v4の[ブラック/グレー]です。いつ、どこで買ったかは覚えていないのですが、リリースされてすぐのタイミングだったと思います。

このモデルにはオールブラックもあるのですが、僕は黒系の服を着ることが多いので、重くならないように、ミッドソールなどにグレーのアクセントカラーが入っているこの色を選びました。グレーの比率が秀逸ですね」。

SNEAKERLABのシューケア用品で手入れしているので、いつもキレイな状態をキープできています。

荒木さんは990シリーズの機能性にも厚い信頼を寄せている。

「履き心地の良さも最高で、疲れが溜まっているけど出かけないといけない日にはうってつけの存在です」。

シンプルなコーデは足元でハズす



990v4の[ブラック/グレー]の汎用性の高さと履き心地に魅了された荒木さんは、最近になって990v5の[ネイビー/シルバー]を手に入れた。

「先ほども話したのですが、僕はブラックやネイビーといった落ち着いた色味の服を着ることが多いので、足元にどのカラーを持ってくるかがコーディネイトの良し悪しを左右します。その点、こちらの990は、ネイビーとその他の色のバランスが絶妙。全体を爽やかなイメージに仕上げてくれると思います」。



「今日はマルジェラのニットとsoeのボトムスにネイビーの990v5を組み合わせました。ミッドソールやNロゴのカラーがアクセントになっています。そして、太いパンツにも負けないボリューム感もいいですね」。

ネイビーに限らず、軽快な色を足元に持ってくるとコーデが引き締まるという。



「仕事柄、いろいろなスニーカーを履きますが、自分にとって990は手持ちのワードローブとコーディネイトしやすく、いつも玄関に置いてあります。ヴァンズやコンバースなどとともに、言うなれば一軍のスニーカーですね」。


最後に「990をシューケア製品で手入れすると、単に汚れが落ちるだけでなく、モノとしての魅力が蘇る感じがします」と話す荒木さん。

仕事でもプライベートでも本物をよく知る彼にとって、990は特別な存在のようだ。

後藤 巧=写真 南井正弘=取材・文

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