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家族に選んでもらうファッション&香水


原® ところで、オーシャンズの「きれいなおじさんになりたい」(2022年1月号。取材時の最新号)はご覧になっていただけましたか?
平子 読みましたよ。さまざまなケア用品特集号。
原® お! 嬉しい! では、平子さんは“きれいなおじさん”になりたいですか?
平子 僕、芸人のなかでは珍しく「香水をつけてます」と言っちゃう人なんですよ。だから、自分好みにオーダーができるクラフト香水は興味引かれましたね。
原® 香水は昔からつけているんですか?
平子 30代後半になったらつけようと決めていたんですよ。モテたいというよりはエチケットとして。僕はもう奥さんにさえモテればそれでいいですから。
原® 素晴らしい(笑)。
平子 実は毎年、家族の恒例行事で、伊勢丹1階にある売り場で「今年のパパの香りを選ぼう」というイベントをやっていて、子供に、自分に似合いそうな香水を選んでもらっています。

原® 本当に家族仲がいいですよね。ファッションでも奥様の目線を取り入れることってあるんですか?
平子 取り入れまくります(笑)。僕は結婚前まで“オールブラックス”だったんですよ。「黒アイテムさえ着てればいいだろ」って。でも、奥さんと知り合っていろいろ教えてもらったんですよね。もともと妻はアパレル業界で働いていたので。
原® そうなんですね!
平子 最初は「タイダイはなぁ……」とかも思いましたけど、妻に『かわいいよ』と言ってもらえたらそれを着たり。クラッシュデニムも彼女が言うなら試してみようかな……とか。
原® “自己満”じゃないファッションってことですね。ちなみに、オーシャンズはいつ頃から読まれてますか?
平子 オーシャンズって『37.5歳』のファッションを謳っていますけど、僕はその前の段階から背伸びして読んでいたと思います。今は40歳を超えて、ちょうど同じような目線で見られるようになりました。5年前なら買えなかった値段のパーカも買えるようになったり、「ちょっと大人すぎるな」っていうアクセも肌馴染みがよくなったりとか。ともに歩んでいるって感覚ですかね。
原® めちゃくちゃうれしいっすね。

平子 取り扱う服の素材感がいいんですよね。妻が触れて「気持ちいいね」と言ってくれる素材感というか。
原® そうですね。自分も気持ちいいから相手も気持ちいい。自己満ではなく、ライフスタイルもファッションも含めて「ただのトレンドではない」ってところは意識して作ってますね。
平子 そこはもうビシバシ感じています。
原® うれしいな~。気分も良くなったところで、そろそろショップを巡ってみましょうか。
平子 よろしくお願いします!

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同世代トークで盛り上がった同級生コンビが意気揚々と向かった先は「レッドウィング」だった。
次回に続く!
 
佐藤ゆたか=写真・動画編集 菊地 亮=取材・文


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