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2021.12.04

時計

チューダー、パテック、IWC。王道3本から考える“腕時計の潜在能力”

腕時計には道具以上の価値がある。ある人にとっては個性を映す鏡であったり、またある人にとっては憧れの対象だったり。その選択に、万人共通の正解なんてないはず。
だからこそ、その奥深さにいつの時代も男は惹かれてやまないのだ。
 

実用品を超えた潜在能力を探る

チューダー、パテック、IWC。王道的3本から考える“腕時計の潜在能力”

[上]TUDOR
チューダー/ブラックベイ フィフティ-エイト ブロンズ ブティックエディション

定番ダイバーズにブロンズケースの新バリエーションが登場。39mm径という小ぶりなサイズが魅力で、そのケースに合わせてベゼルとダイヤル、ストラップもブラウンカラーで統一した。
初期設定のフルブロンズブレスレットだけでなく、写真のようなファブリックストラップが付属する。シーンやコーディネイト、気分に合わせて付け替えが楽しめる。ブロンズケース、39mm径、自動巻き。51万4800円/日本ロレックス / チューダー 03-3216-5671
 

[中]IWC
アイ・ダブリュー・シー/パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41

2021年のIWCは、ブランドの主軸ともいえる「パイロット・ウォッチ」をリニューアル。クロノグラフはそれまでの43mm径から2mmほどサイズダウンしたものが加わり、シリーズ初の鮮やかなグリーンダイヤルを採用。
よりモダンに、よりアーバンにアップデートされた本作は「パイロット・ウォッチ」の新たな可能性を拓く。身に着ければ、いつもの着こなしに新鮮さを与えてくれるはず。SSケース、41mm径、自動巻き。91万3000円/IWC 0120-05-1868
 

[下]PATEK PHILIPPE
パテック フィリップ/アクアノート・クロノグラフ

腕時計に「ファッション」という価値を与えたウォッチデザイナー、ジェラルド・ジェンタ。彼が手掛けた「ノーチラス」から着想を得たのが、この「アクアノート」だ。
K18WGケースにミッドナイトブルーが映え、コンセプトである「コンテンポラリーなカジュアル・シック」を体現。その洗練されたそのスタイルは、大人の装いを格上げしてくれる。K18WGケース、42.2mm幅(10-4時方向)、自動巻き。795万3000円/パテック フィリップ ジャパン 03-3255-8109
 
※本文中における素材の略称は以下のとおり。SS=ステンレススチール、K18=18金、WG=ホワイトゴールド
作木正之介=写真 松平浩市=スタイリング 今野 壘=文


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