起床直後はNG!計測は「食前、入浴前」がおすすめ
ちなみに内山さんによれば、体組成を計測するおすすめのタイミングがあるという。
「体組成計測は体内の水分分布に大きく左右されます。起床直後にはかる人が多いのですが、水分が安定しない状態のため、過去の数値との比較が難しくなります。食後もできれば最低2時間程度は空けることをおすすめします。
タニタとして推奨しているのは、起床・朝食、昼食、夕食・入浴の2時間後です。といっても正確に守るのは難しい方もいると思うので、食前と入浴前を目安にするといいと思います。ちなみに服を着たまま乗ると、洋服の重さは脂肪とみなされてしまうのでご注意ください」。
昨今、ビジネスの世界で情報の“見える化”の重要性が注目を集めているが、ダイエットにおいて体組成計が果たす役割も同じ。
体組成の“見える化”によって、自分の体の正確な情報を把握できれば、問題点に気付き、改善するための対策を行うことができる。そう、体組成計は理想のスマート体形へと導く秘密兵器となるのだ。
[問い合わせ]タニタ お客様サービス相談室0570-099655「ダイエットのモチベアップ術」とは……一念発起してダイエットを始めたものの、「仕事が忙しくて時間がない」「なかなか成果が出ない」といった理由で諦めてしまった経験はないだろうか? 継続していくためには、正しい知識を蓄えてモチベーションを上手にコントロールしていくかが鍵。ここでは、ダイエットを“習慣”に変えていくためのヒントを探っていく。
上に戻る 押条良太(押条良太)=取材・文