冬のアウターは、まず防寒性が第一。とはいえ、暖かいのは大前提であり、そこに+αの魅力がなければ俺たちの食指は動かない。だから、もっと欲張りになって、心から満足できる逸品を求めていいのだ。
ヒステリックグラマーはそれを許してくれる。こんな4つのアウターで。
〜暖かいだけじゃなく、5-WAYの満足感〜
3シーズン、どんな着こなしにも活躍する凄腕
「ロッキーマウンテン フェザーベッド × ヒステリックグラマー」の詳細はこちらただのモッズコートと思いきや、何を隠そう圧倒的な着回し力の持ち主。ファーとフードはそれぞれ取り外しができ、撥水加工が施された700フィルパワーのヨーロピアンダックダウンを使ったライナーも着脱OK。
さらにライナーはコートとして単品でも使えるうえ、ミリタリーライクな無地&全面ピクチャープリントを表裏にしたリバーシブル仕様。と、気温やコーディネイトに応じて幾通りにもアレンジできて、秋から真冬、春まで大活躍する優秀なヤツなのだ。その能力を、着こなし実例とともに見ていこう。
まずは“全部乗せ”のコーディネイトがコチラ!
ファーの付いたフードでミリタリー感MAX! そんなアウターの雰囲気を活かすべく、わずかにフレアしたボトムスに発色のいいスニーカーでレトロアメカジを気取った。その手のカルチャーをよく知るヒステリックグラマーだからこそ説得力を持つスタイリングだ。
ファーだけ外すか、いっそフードを取るか。
フードと、そこに付属するファーをそれぞれ外せるこのコート。先程の“全部乗せ”よりも少しアクを抜きたい人は、ファーだけを外せばスッキリとした雰囲気になる(写真左)。しかし背面には矢印を思わせるグラフィックがあるので、単調に見える心配もない。
一方、フードごと外してしまえば、冬の定番・スウェットパーカも違和感なくマッチ(写真右)。インナーに合わせる服の自由度が広がるのは、誰もが大歓迎なはずだ。
単品使いしたライニングのトリセツ
ライニングとはいえ、700フィルパワーを持つツワモノ。一枚でも十分な保温ができるコイツはリバーシブルで、それぞれまったく違う表情が楽しめる。ミリタリー調なオリーブグリーン面は、赤×黒のネルシャツなどでアメカジに。総柄のグラフィック面は、モノトーンスタイルなどに挿してモードに魅せるとうまくいく。
つまりこのコート一着で、アメカジからモードまで全網羅できるってワケだ。ライニングを外せばスプリングコートにもなってくれる。持っておく価値は大いにある。
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