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番外編:これがサウナの元祖だ。古式スモークサウナ

ピットサウナ
ピットサウナ/フィンランドヴィレッジ
移動式ではないので番外編とするが、サウナの元祖にしてキング・オブ・サウナといわれるのが、スモークサウナというスタイル。現在の薪サウナのようにダクトがなく、サウナ内部で薪を焚き、その煙を一定時間中に閉じ込めた後、煙を外に出してから入るというもの。
フィンランド人の間でも、これこそが真のサウナであると言う愛好家も多いとか。しかし、手間がかかりすぎるためフィンランドでも珍しい存在だとか。
当然、日本にはほとんど普及していない。写真は長野県の小海町にある「フィンランドヴィレッジ」のもので、入れるチャンスは年に数回だけだ。ちなみにピットサウナとは地中のサウナのこと。
温度管理
温度管理にもコツがいるため、馴れていないと扱いが難しい。
さて、いかがだろうか。こうして見てみると、日本にも想像以上に個性豊かなサウナが揃っていることがわかるだろう。まだまだ数は少ないけれど、だからこそ、いち早く体験してみたくもなるというもの。テントサウナをビーチに張って、海上がりに「ととのう」っていうのも楽しそうだよね。
玉井俊行=写真 石井 良=取材・文


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