OCEANS

SHARE

2019.06.04

あそぶ

0.1mmにこだわる技術力。MURACOの焚き火台でキャンプをレベルアップ

静寂と暗闇のなかで燃える炎を見ながら、気心知れた友人と語らったり、ひとりで五感を研ぎ澄ませたりする時間は、アウトドアの醍醐味のひとつ。
だからこそ、いまや必携アイテムとなった焚き火台にはこだわってみようじゃないか。そこで紹介したいのが、真摯なモノづくりで知られる「MURACO(ムラコ)」の逸品だ。
サテライト ファイヤー ベース
「サテライト ファイヤー ベース」1万7000円/ムラコ 0120-35-1665
埼玉県の小さな金属加工場から生まれたムラコは、クラフトマンシップあふれるファクトリーの技術を活かし、独創的な製品を次々と生み出している気鋭のアウトドアブランドだ。ミニマルなデザインと優れたユーザビリティに、アウトドア好きから多くの支持を集めている。
そんなムラコの新作は「高い携帯性」「説明書不要のセッティング」「重量のある薪に対応する頑丈さ」を追及。念入りな設計と組み立てを繰り返し、0.1mm単位の造形にまでこだわった渾身の逸品となった。
使用するときは脚を展開後、ボルトで締めて固定して、カラビナでメッシュシートをセッティングすれば完了。設置も撤収も簡単で、何かと時間に追われがちなキャンプの夕暮れどきでもストレスフリーだ。
火床パーツ
火床となるステンレスメッシュは非常にしなやかで、収納時も丸めてコンパクトになる。見た目よりも堅牢で耐久性が高く、多少重量がある薪でもモノともしない。
使用イメージ
畳んだ状態
別売りのオプションとして、スキレットやダッチオーブンにも対応できるステンレス製グリルメッシュ、下に敷いて地面を保護するシートも用意されている。
グリルメッシュ
「グリルメッシュ」3200円/ムラコ 0120-35-1665
アンチ スパーク ラグ
「アンチ スパーク ラグ」2000円/ムラコ 0120-35-1665
ムラコのベースとなる金属加工の現場は、わずかな誤差が品質を左右する厳しい世界。そんな背景を持った焚き火台は、携帯性、操作性、安定性、頑丈さ……あらゆる要素をハイレベルに備え、なおかつ見た目もシンプルで美しい。
荷物を増やしたくないソロキャンパーにも、本格的なギアを求める上級者にもフィットして、大人のキャンプにシブいエッセンスを加えてくれるだろう。
 
[問い合わせ]
ムラコ
0120-35-1665
www.muracodesigns.com
中山秀明=文


SHARE

次の記事を読み込んでいます。