仕事、個人、そして秘密の連絡用など。複数のメアド使い分けに便利
SNSやチャットで連絡を取り合うケースが増えたとはいえ、仕事のやり取りや長文の連絡をする際には、やはりメールを使うケースが多いはず。そこで面倒なのが、会社用や個人用といった複数のメールアドレスの使い分けだろう。それぞれ別のメールアプリを使うのも良いが、操作の手間を省きたいなら、「myMail」（
Android／
iOS）での一括管理がオススメだ。
メニュー画面上部のアイコンをタップするだけで、メアドの切り替えができる。添付ファイル付きメールだけ選ぶなど、フィルタ機能も充実している。GmailやYahooメール、Outlook、ドコモ、楽天などが提供する主要なサービスはもちろん、IMAP/POP3を使用するメールなら、どれでも登録できる点が大きな特徴。ほとんどの場合、メールアドレスとパスワードを入力するだけで登録が完了するので、設定が苦手な人でも安心して利用できる。フィルタや検索など、必要な機能もひと通り揃っているので、メインのメールアプリとしても十分役立ってくれるだろう。
ギガの節約にも貢献する、画像のリサイズツール
以前に比べ、カメラ機能が格段に進化している最近のスマートフォン。画質の向上にともない、写真の画像サイズも増加しているため、撮った写真をそのままメールに添付すると、いわゆる「重たい」メールとなってしまい、通信のデータ消費量にも影響を及ぼす。消費量を節約したいなら「写真リサイズ」（
Android）を使い、事前に写真のサイズを加工しておこう。
とにかく操作が簡単なところが魅力。スマホからSNSへ写真投稿をする際にも重宝しそうだ。画質をなるべく落とさずに、画像のデータ量を圧縮できる点が魅力となるこのアプリ。75％、50％、25％などサイズを選ぶだけで、簡単に圧縮ができるほか、圧縮比率を自分でカスタマイズしたり、画像のトリミングをしたりすることもできるようになっている。送った自分だけでなく、受け取った相手のギガも消費してしまう、大きな画像サイズの写真。メールのマナーとしても、リサイズアプリは必須の存在となるだろう。
仕事のやり取りもチャットで行うのがスマート、なんて風潮もある昨今だが、メールにはメールの魅力があるはず。良い方向でメールの文化を残していくためにも、今回のツールをぜひ活用してほしい。
石井敏郎＝文
