広島といえば、地元愛が強く、芯が通った人の多い人情の街。また、モノづくり産業も盛んで、クラフツマンシップを感じさせるエリアでもある。
そんな広島県民が持つバックグラウンドはファッションにも表れているようで。スモーキーなブラウンやカーキなど、いわゆる“枯れ色”に身を包んだ武骨な男たちが多く見られた。今回は彼らのスタイルから、オッサンが習得するべき“シブさ”を学んでみよう。
高めの襟を合わせ、Vゾーンにギミックを。岡部裕幸さん(44歳)
ポエティックな雰囲気を漂わせる岡部さん。アクセサリー代わりのボタンが重要なポイントだ。
ジャケット、中に着たジャケット、ニット、デニム、ブーツ、ハット/すべてビズビム シンプルなコートの袖口に、ワンポイントデザインが。吉田良輔さん(35歳)
コート、カットソー、パンツ/すべてソフネット スニーカー/サントーニ カメラだって立派なアクセサリーだ!掲野慎一郎さん(30歳)
コート/コモリ、ニット、パンツ/ともにアクネ ストゥディオズ スニーカー/アナトミカ ミリタリーウェアにマリンボーダー柄を挿すといい。広瀬二郎さん(43歳)
ブルゾン/ワコマリア カットソー、ブーツ/ともにソフネット デニム/ラグス マックレガー タートルニットを着ると、ライダーズ姿もマイルドに。浜本淳平さん(31歳)
ジャケット、ブーツ/ともにラフアンド ラゲッド ニット/ソフトマシーン デニム/キャプテンズヘルム トップボタンを留めて、Aラインに見せてモードライクに。國森義雅さん(37歳)
コート/ユニフォーム・エクスペリメント パーカ/ループウィラー パンツ/ユナイテッドアローズ スニーカー/コンバース シブい枯れ色は、オッサンの味方。でも、使い方を間違えば、枯れたオジサンへと一直線。巧みなカラーコーデ術を参考に、シブいオッサンを目指そうじゃないか。