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2023.09.11

ファッション

原料は廃棄漁網。西海岸ブランド「ブリクストン」がキャップに込めた海への想い


▶︎すべての写真を見る 2004年にスタートした「ブリクストン」。スケート、サーフィン、モーターサイクル、ストリートカルチャーといった西海岸のライフスタイルを、ウェアからアクセサリーまでさまざまなアイテムに落とし込むブランドだ。

今季注目したいのはこのキャップ。どこが海に優しいかというと、キャップのブリムに使われているのが、廃棄された漁網由来の素材なのだ。

6600円/ブリクストン(ブリクストン トウキョウ 03-6712-5578)

6600円/ブリクストン(ブリクストン トウキョウ 03-6712-5578)


使い古された漁網は、実際はそのほとんどが海に直接廃棄されるという。これを回収し、プラスチックの代替として再生産したのが「ネットプラス」という素材である。

マイクロプラスチックと並び、海の環境に悪影響を与えるといわれる漁網。

正面切ってエコを謳ってはいないが、ブランドが最も得意とするアイテムでこんな主張を見せるとは、やはり海への思いは並々ならぬものがあるに違いない。

この記事は、オーシャンズ10月号のほんの一部。すべての特集は本誌でチェック!


作木正之助、梶田麻矢(e7)、椙本裕子、鈴木泰之=写真 加瀬友重=編集・文 小山内 隆、長谷川茂雄、増山直樹、磯村真介(100miler)、早渕智之、八木悠太、戸叶庸之、吉岡加奈、栁澤 哲=文

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