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2023.10.12

ファッション

人気のアークテリクスが誇る大定番「アロー 22 バックパック」。そのポテンシャルを解説!



人気モデルが多くあるアークテリクスのバックパックの中でも、大定番としてアウトドア、街を問わず活躍する「アロー 22 バックパック」。

今回は汎用性の高い名作バックパックを徹底解説したい。

【写真8点】「アークテリクスの人気バッグ“アロー22”のポテンシャル」の詳細写真をチェック

アークテリクス「アロー 22 バックパック」の特徴と魅力

背負い心地が良い



「アロー 22 バックパック」は、荷物を入れた際、重心が自然と上に来るよう設計されている。

ほかにも、荷重による肩への負担を軽減すべくクッション性に優れたショルダーストラップを採用。かなり厚みのあるストラップで、適度な柔らかさも相まって肩に食い込まないよう考えられている。

そうした細部に至る配慮こそ、心地良さを実感する理由である。

抜群の収納力



スマートな見た目以上に広いうえに深く、仕切りがないメインコンパートメントには1泊分程度の服やタオル、A4サイズのファイルなどもすっぽり収まる。

また、登山中の水分補給に欠かせないハイドレーションシステムにも対応する背面側のスリーブには、15インチのノートPCも収容可能。内側に鍵などをぶらさげるフック付きのフロントカンガルーポケットは、日常生活で頻繁に出し入れするアイテムを入れておくのに便利だ。

外側両サイドのポケットにはペットボトルや水筒、折りたたみ傘などの小物などを入れておくこともでき、収納のバリエーションも豊富に揃えているのがありがたい。

防水性が高い



今やアウトドアウェア&ギアで一般的となった止水ファスナーは、ほかならぬアークテリクスが初めて実用化したと言われ、当然アロー 22 バックパックにも採用されている。

ボディには優れた撥水性と強度を誇る420デニールのコーデュラナイロンを使用し、少々の雨でも安心して使用することができる。

蒸れない工夫



アロー 22 バックパックを横から見ると、背中と接するボディ部分が微妙にカーブしているのがわかる。これはサーモフォームバックパネルと呼ばれるプラスチックパネルによるもの。

このカーブラインが人間の背中の曲線に沿いつつも絶妙に密着させない絶妙なバランスを保っている。そのため、程良いフィット感と蒸れの軽減を見事に両立しているというわけだ。

また、程よく弾力のあるバックパネルもストレスフリーな着用感に貢献する。

耐久性が高い



ボディには摩擦や引き裂きなど、過酷な環境下にも心強いコーデュラナイロンを採用。

背負ったときに負荷がかかりやすいショルダーストラップの付け根部分は特に強度を高め、使用頻度の多いサイドポケットには強靭なゴムを使用するなど、細かいところまで耐久性を重視した工夫が施されている。

また、表側には丈夫な素材を使いつつも内側にはソフトな素材を用い、柔らかな手触りを実現している点も見逃せない。

変わらない洗練されたデザイン



機能性を追求し、無駄な装飾を省いたからこそ実現したアロー 22 バックパックのアイコニック なデザイン。1999年の発売以来、変わらず洗練された見た目はアークテリクスの象徴と言って差し支えないだろう。

丸みを帯びた独特なフォルムは、アウトドアでも街中でもシーンを選ばずマッチする。

拡張性も高い

アロー 22 バックパックのサイズはW330×H1510×D175mmで、容量はモデル名が示すとおり22リットル。

しかし、ボディ本体のコードや紐などを通す穴や、ショルダーストラップに付属したメタル製のループを活用すると、キャパシティをさらに増やすことができ、小物の整理にも役立ってくれる。

この拡張性の高さも、本格的なアウトドアユースで重宝される理由のひとつだろう。


アロー 22 バックパックのお手入れ方法



擦れなどによるボディ本体の白い跡のほとんどは、布などで軽く拭けばOK。

地面に触れて汚れがちな底部は、中性洗剤をぬるま湯で薄めた溶液をタオルに浸しそれを固く絞って叩くように拭くのが手軽で素材も痛めにくくオススメだ。


まとめ

世の中には数多のバックパックが存在するが、アウトドアの機能面に特化し街との親和性が薄かったり、その逆だったりと、山と街を絶妙なバランスでつないでくれるアイテムは案外少ない。

ところが、アークテリクスのアロー 22 バックパックは高い収納力や優れた防水性を誇りながら、シンプルで洗練されたシティライクなルックスも兼備。

全方位をフォローするアロー 22 バックパックを手にすれば、平日も休日も行動範囲を一気に広げてくれるはずだ。

POW-DER=文

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