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2022.02.28

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新ブランド「AUGER」のヒゲ剃りは掃除機のようで、爪切りはサクサク切れる実力刃



昨年カミソリならぬ「紙ソリ」を発表し、異例の大ヒットを記録した貝印。

そんな刃物のスペシャリストが、新たなグルーミングブランド「オーガー(AUGER)」を3月1日(火)にデビューさせる。ラインナップは、カミソリやツメキリ、ハサミを軸とした全9品。「身だしなみを整える時間をより豊かで、より心地良いものへ」というコンセプトのもと、洗面台に置きたくなるような“黒”で統一している。

確かに見た目はスタイリッシュ。だが、実際の使い心地はどうなのか。発売前に3アイテムをテストする機会があったので、その感想をありのままお伝えしよう。

まずは貝印の看板商品であるカミソリから。

カミソリの実力「まるで掃除機のようにヒゲが剃れる!」

「システムカミソリ」(コンボパック ホルダー+替刃6個付 )2860円/オーガー(貝印 0120-016-410)

「システムカミソリ」(コンボパック ホルダー+替刃6個付)2860円/オーガー(貝印 0120-016-410)


ご覧の通り、いわゆる一般的な5枚刃のT字カミソリ。

「このカミソリのどこにどんな仕掛けがあるのか?」と思いながら剃ってみたところ、肌あたりが驚くほど滑らか! 長めのヒゲにも引っかかることなく掃除機のようにスイスイ動く。

担当者によると、スムーズな剃り心地を実現するために、従来ヒントは刃の製造方法を変えているという

スムーズな剃り心地を実現するために、刃の製造方法を変え、独自の首振り機能を搭載しているという。


そして、何よりもビックリ仰天だったのが首や顎周りといった凹凸のある部分にも難なくフィットすること。しかも、中央にある可変レバーの角度を変えれば、逆剃りにも対応してくれるから、剃り残しのストレスがまったくないのだ。

実はここ数年、電動カミソリ一択だった筆者。このままオーガーのシステムカミソリに変えてしまおうかと思っている。

ツメキリの実力「爪がサクサク切れる新しい感動」

上「ツメキリ M Standard 」1650円、下「ツメキリ M Revolver 」3300円/ともにオーガー(貝印 0120-016-410)

上「ツメキリ M Standard 」1650円、下「ツメキリ M Revolver 」3300円/ともにオーガー(貝印 0120-016-410)


続いては、ツメキリを2つテスト。

「なんで2種類あるの?」「値段が倍も違う」とこれまた、ツッコミどころ満載だったのだが、使ってみたらまたまた感動してしまった。



「ツメキリ M Standard 」は、メタル素材による高級感のあるルックス。

適度に重量感があって、硬めの爪も容易に切れる。この切れ味はもはや快感である。

刃先の先端が凹んでいるため、丸みのある爪にもフィットしてくれる。

刃の先端の凹みが、丸みのある爪にもフィットしてくれる。


何気に良かったのが、やすりが付いていること。もともと爪先を整える習慣がなかったのだが、使ってみるとやっぱり気分がいい。わざわざやすりを準備する手間も省けるから、一石二鳥である。



続いて「ツメキリ M Revolver 」にトライ。

レバーをスライドしながら反転させる「ツメキリ M Standard 」と異なり、こちらはレバーをぐるっと旋回させて使う、ユニークな仕組み。

このちょっとした構造の違いなのに、切れ味がまったく違う。「ツメキリ M Standard 」も抜群の切れ味なのだが、より軽い力でサクサク切れるのだ。これはツメキリ革命が起きたといっても過言ではないぐらいである。

従来のツメキリと比べて刃のすぐ近くを押すため、力が伝わりやすく、力をかけずに切ることができるという。

軽い力で切れるのだが、最初は慣れるのに時間がかかるかも。


ここで紹介したアイテムのほかに、刃先を丸くした鼻毛バサミや、セーフティバサミ、毛抜き、ネイルファイルがラインナップ。これらは、貝印公式オンラインストアならびに、全国のドラッグストア、ホームセンター、大手量販店などで発売される。

彗星のごとく現れた貝印のニューカマー。グルーミング業界における台風の目となるかもしれない。



[問い合わせ]
貝印 
0120-016-410
www.kai-group.com



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