驚きと秘密溢れる大阪のルイ・ヴィトン。名門の世界初の試み

「本邦初」に「史上初」、とかく人というのは前例のないことに心を躍らせる。それが創業から166年を経たルイ・ヴィトンの“初”と聞けば、いやが上にも期待が増してしまう。
“それ”があるのは、先頃オープンして話題を呼んでいる新店舗、ルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋。

7階構成のフロアの1〜4階はメンズ・ウィメンズのフルラインナップや定番のラゲージなどが勢揃いする大規模なリテールスペース、そして7階にあるのが、世界で初めてルイ・ヴィトンのメゾンに併設されたカフェ、「ル・カフェ・ヴィー」だ。

オープン時には奈良県・中井農園産の高級品種、天苺を使った極上タルトをはじめ、旬な食材を使った絶品メニューがズラリ。
人気の紹介制フレンチレストラン、スガラボによるオリジナルブレンドのフレッシュハーブティーからシャンパンにワインまで、ドリンク類も豊富でカレーやハンバーグといったフードのアラカルトも充実しているのが男心をくすぐる。メニューは不定期で変わる予定なので見逃し厳禁。

晴れた日には御堂筋を見下ろせるテラス席も今後オープン予定で、バーカウンターも併設。そしてその横に目をやると、なぜかルイ・ヴィトンのトランクが積み上げられた一角があり、そこから紹介制レストラン「スガラボ ヴィー」へと繋がるとか。
まったく、名門の初の試みというヤツは、大人をどこまでもワクワクさせてくれるのだ！
今野 壘＝文