http://oceans.tokyo.jp/2017-1115-2/

大人が試したくなるお酒は、「先祖返り」か「一杯だけのワイン」か

このエントリーをはてなブックマークに追加

お酒好きの「じゃあ一杯だけ」は「やあどうも」程度の意味しか持たない。しかし、魅力的なそれを目にした時は、それ以上の感情がこもるように思う。感情の昂りをもたらす、そんな極上一杯とは。


「マイアム」のワインセット

1万5000円[5本セット]/マイアム 03-6447-0115

冒頭にも述べた一言は本音やその場を取り繕う際の常套句だが、「テロワール・ド・スペリウール」は正真正銘一杯だけのワインセットである。100mlのビンが5本。赤2種、白2種、ロゼ1種で、いずれもプロのソムリエがフランス各地から厳選したものを、ボルドーにてビン詰め。徹底した品質管理のもとに運ばれてくるのだ。

正真正銘一杯だけ!

デザインもモダンで洒落ているし、それぞれのワインの解説も付く。ワイン好きへのギフトとしてはベストなのでは。ただ量もイケる人向きにはちょっと足りないか? いやいや、そこは1杯のうまさを大切に味わってくれるでしょう、ということで。


「ジェムソン」のウイスキー

700ml 2500円/ジェムソン(ペルノ・リカール・ジャパン 03-5820-2671)

データの先祖返りは避けたいものだが、この酒においては先祖返りによって新たな魅力を獲得したようだ。
1780年から続くアイリッシュウイスキーの名門、ジェムソン。その新作「ジェムソン カスクメイツ」は、ウイスキーの味の要となる樽熟成に、同郷のスタウトビール「フランシスカン・ウェル」の樽を後熟に使っている。これにより、微かなホップのフレーバーが加わり、より複雑な味わいを得たのである。さらに言えばフランシスカン〜の樽は、もともとジェムソンの熟成樽を使用。つまり巡り巡って実家(?)の樽に収まったともいえるのだ。
このコラボ、ジェムソンの醸造責任者とフランシスカン〜の創業者が地元のパブで意気投合したことがきっかけなんだとか。やはり酒は和(輪)を生む!?


お酒の魅力は確かに美味しさももちろんある。でも、ギフトとして贈ったり、見知らぬ人と与太話に花を咲かせたりと、人と人をつなぐコミュニケーションツールになりうるところがまた素晴らしい。これらのアイテムを見ればそれも分かるんじゃない?

鈴木泰之=写真 鈴木淳子=スタイリング

このエントリーをはてなブックマークに追加
ウイスキー , ワイン , 一杯 ,
【終着駅で飲む】西馬込に梅干しレモンサワーを出す名店あり!
2017.09.28
「ホッピー仙人」はホッピー好きのマスターと客が集う聖地だった
2017.05.21
【終着駅で飲む】武蔵五日市の駅前に登山客も引き寄せる名店あり!
2017.09.21
【終着駅で飲む】小島新田に個性派の常連が集う角打ちあり!
2017.10.11
ホッピーを飲んだことがない人を集めて筆下ろし飲み会を開いてみたら……
2017.05.28
2017年11月号特集
2017年11月号特集 / FEATURE