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iPhoneX最速レビュー、使って分かった超進化。 「全面ディスプレー」がすべての始まりだった

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Touch IDはFace IDに置き換えられ、iPhoneを縦長に構えれば、顔を見つけ出してロック解除をしてくれることは、前述のとおりだ。Apple Payの起動は右側にあるサイドボタンを2度押しに変更された。Siriも、サイドボタンの長押し。もちろん「Hey Siri」と声で呼び出すこともできる。

iPhoneの画面を点灯させるという役割は、画面全体が担うことになった。画面が消えているとき、どこをタップしても画面がONになり、もし顔があればFace IDでロック解除を試みてくれる。モーションセンサーの動きで、iPhoneを手に取ったときに画面を点灯させる機能も引き続き利用でき、その際にも顔があればロック解除が可能だ。

ボタンを押し込む動作がフリックなどのジェスチャーに置き換えられ、おそらくホームボタンへの「慣れ」から脱却するための時間が必要になるが、心配する必要はない。人によって慣れるまでの時間は異なるだろうが、筆者の場合は9年分の慣れを30分で上書きすることができた。

iPhone 8 Plusからさらに進化するカメラ体験

作例。ポートレートモードで撮影するセルフィーは、旅や日常をより印象的に記録できる(筆者撮影)

iPhone Xに搭載されたディスプレーは、これまで以上に鮮やかな色とコントラストを描き出す。これは配信される映画やビデオを視聴する際にも実力を発揮するが、普段のカメラ撮影や、撮った写真を見る際にも、これまでと異なる美しさだ。

その裏付けとなっているのが、新しいカメラだ。

iPhone Xのカメラは、iPhone 8と同じ、刷新されたセンサーとカラーフィルタによって、より高速で鮮やかに、そしてテクスチャを正確に描き出す。筆者はコケが好きだが、iPhone Xで撮影してみると、微細な構造をくっきりと描き出し、かつ柔らかそうな質感を伝えてくれる写真が撮れる。

遠景やポートレートだけでなく、細かいものを撮影するときに威力を発揮するのが、iPhone 7 Plus以降搭載された望遠レンズだ。しかしコケは昼間でも薄暗い場所に生えていることが多く、広角レンズよりも暗く光学手ブレ補正のない望遠レンズは、あまり実用的とは言えなかった。

この点が、これまでポートレートモードに後ろ髪を引かれながら、サイズを優先し、iPhone 7、iPhone 8と4.7インチモデルを乗り継いできた理由でもあった。

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iPhone , 携帯電話 , 東洋経済
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