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どう合わせるべき? いつかは欲しい、欧州ブランドの革靴

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PREMIUM BRAND × DAILY STYLE
DRESS DOWN with DRESS SHOES
イタリア、イギリス、フランス。
“紳士の国”を拠点とする7 つのブランドから届いたハイセンスなレザーシューズ。
今回はそれらをデイリーに楽しむフォトストーリーを。

SALVATORE FERRAGAMO
サルヴァトーレ フェラガモ

靴9万5000円、ニット8万5000円、パンツ7万4000円/すべてフェラガモ・ジャパン 0120-202-170

ルーツでもある靴はブランドにとって特別な存在だ。こちらは「DNAの再解釈」を謳った2017年秋冬作。古くからラインナップする定番のプレーントウは、まさにフェラガモの原点。それを横にせり出すダイヤ型のラバーソールと、ヒールタブをアレンジしたディテールでモードに昇華した。製造は母国イタリア。進化を止めないブランドのDNAを確かに感じ取る。


GIORGIO ARMANI
ジョルジオ アルマーニ

靴11万5000円、Tシャツ3万3000円[参考価格]、パンツ12万3000円、ストール41万円[参考価格]/すべてジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070

ブルーベルベットの美しい陰影を纏ったUチップシューズ。かしこまった相手かと思いきや、軽量なスニーカーソールによって履き心地はいたってカジュアルだ。男のエレガンスを追求するアルマーニ氏らしい、ドレスシューズへの新たなアプローチ。その心意気は、気負わない普段着でこそ味わえる。


JOHN LOBB
ジョン ロブ

靴21万円/ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010、シャツ3万5100円、ショーツ2万5500円/ともにゴーシャ ラブチンスキー(ドーバーストリート マーケット ギンザ 03-6228-5080)

1866年に創業した名門の“顔”とも称されるダブルモンクシューズを、カジュアル化が進行する今のメンズスタイルへどうアジャストさせるか。その解答がこちらである。丸みを帯びたフォルムにラバーのオクトーバーソール。しなやかなバッファローレザーは足にすっと馴染み、いっさいの堅苦しさを排除する。世界屈指の技術とセンスで魅せる伝統の現代化。その懐の深さは、ショーツとの相性の良さからも感じ取れるはずだ。


SANTONI
サントーニ

靴14万6000円/リエート 03-5413-5333、パンツ4万5000円/ピガール×ミッソーニ(ドーバーストリート マーケット ギンザ 03-6228-5080)

甲の切り替えに用いるヴァンプを通常よりも小さく取ったユニークなデザイン。それだけでなく、幾重にも塗られた美しいパティーヌの腰革とネイビーレザーによるコンビ使いや、オレンジに塗装したアウトソールなど“好配色”なディテールが目を引く。メンズシューズ界におけるイタリアの至宝が軽やかに飛び越える「紳士靴の常識」。スポーティなリブパンツなどで軽快に楽しみたい。


JIMMY CHOO
ジミー チュウ

靴12万4000円/ジミー チュウ 03-5413-1200、Tシャツ3万5500円、パンツ12万1000円/ともにラフ シモンズ(ドーバー ストリート マーケット ギンザ 03-6228-5080)

シャイニーなアッパーに得意のスタッズワークを敷き詰め、サドルストラップの隙間にはセクシーな女性の刻印が入ったコインを。アイビースタイルのユニフォーム的存在であるペニーローファーに込めた、女性クリエイティブディレクターならではの遊び心。ただし、素材は最上級のカーフレザー、それをハンドメイドで仕立てるなどクオリティには妥協を許さない。いいものとは何かを理解した大人に選んでもらいたい理由が、ここにある。


VALENTINO
ヴァレンティノ

靴13万2000円、ジャケット41万円、Tシャツ4万6000円、パンツ9万5000円/すべてヴァレンティノ、サングラス3万2000円/ヴァレンティノ カラヴァーニ(ともにヴァレンティノ 03-6384-3512)

ロンドンのパンクスたちが愛したワークシューズを想起させるバーガンディの色みと、ソールに配したピラミッド型のスタッズ。近年、見事な若返りで新たなファンを獲得するブランドが、オーセンティックなプレーントウをカルチャーライクな顔つきに変身させた。ミスマッチが作る新たな均衡が、モードの世界をまた一歩、先へ進める。


LOUIS VUITTON
ルイ・ヴィトン

靴8万2000円、Tシャツ3万7000円、パンツ10万4000円、ストール5万9000円/すべてルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン 0120-00-1854)

フランス革命にも貢献した英雄の名を冠した靴は「カンブロンヌ・ダービー」。シンプルに徹した一足を彩るのは、羽根部分にさりげなく入った「LV」のエンボスと、カーフレザーのマットな光沢だけである。ストイックゆえにより際立つ、端整なフォルム。その美しさをTシャツなどでドレスダウンして味わう贅沢は、格別だとは言えまいか。

山本雄生=写真 葛西信博=スタイリング AMANO=ヘアメイク

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