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ケアが楽しくなる!プロ推薦の靴磨きギア/週末靴磨きの極意(4/4)

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オシャレは足元から。手に入れたいい革靴を履きつぶしてしまうのは、極めてもったいない。靴磨きは身に付けておいて損のない男のたしなみといえる。週末に念入りに磨き込む作業を趣味の域に高めてしまえば、きっと靴を育てる喜びを感じられることだろう。目指せ20年モノ!

「週末靴磨きの極意」を最初から読む

趣味には形から入る!……という人は多いだろうが、やっぱりそれなりのギアを揃えれば、やる気は出る。例えば靴磨きも同じで、正直「面倒だな……」と思いつつ過ごす時間が、ギア選びひとつで豊かな時間に様変わりするはずだ。

そこで教えを請うのが、靴磨き職人として注目を集め、各地で靴磨きのテクニックをレクチャーする明石 優さん。「僕が使っているのは、誰でも使える一般販売されているもの」なのだとか!

日本の職人による手仕事が光るブラシ

靴ブラシ(江戸屋)

靴磨きで最初に行うのが、ホコリ払い。そのときに使うのが、柔らかく毛足の長い馬毛のブラシだ。またワックスをシワが入った部分にまでしっかり入れるためには、堅い豚毛のブラシも使う。おもに明石さんが使うのは、丁寧な手仕事で作られる日本橋の老舗「江戸屋」のもの。シンプルで使いやすいのだとか。

レザークリーナーは、コットンネル生地もセットで買うべし

レザリアンローション(コロンブス)

レザークリーナーはもっともメジャーだという「レザリアンローション」をセレクト。柔らかく皮を傷つけないコットンネルもあわせて購入しよう。ブラシでホコリを払った後に、コットンネルにクリーナーを付けてまんべんなく拭いて使う。

手入れの基本はクリーム。実はかなりの万能選手

[左]ビーズワックスファインクリーム、[右]クレム1925/ともにサフィール

ケアの基本が、クリーム。まんべんなく塗り込むことで、革に栄養と保湿効果を与えくれる。さらに、汚れ落としや光沢を出す効果も期待できる。さまざまなカラーがあるので、新品時の色味を参考にしながら購入しよう。

仕上げのワックスは“裏ワザ”でさらに使いやすく!

ビーズワックスポリッシュ/すべてサフィール

靴磨きの仕上げに使うワックスは一番時間をかけたい工程だ。念入りに行うことで、新品時以上の輝きが手に入る。「数日間蓋を開けて乾燥させておくと使いやすいですよ」と、明石さんが裏ワザを教えてくれた。ロウでできているので、しっかり磨き上げることで撥水効果が期待できる。

起毛素材にマスト! 防水&ケア用スプレー

[左から3点]スエード&ヌバックスプレー/すべてサフィール、[右]ウォーターストップ/コロニル

最近はさまざまなタイプが出ており、なかでもフッ素を含んだものはバツグンの撥水性ながら、通気性と透湿性を維持してくれるとか。ただし光沢のある革に吹き付けたら最後、あっという間につや消しマットな質感になってしまうので、ご注意を。あくまでヌバックやスウェードに使うのが鉄則だ。

また起毛素材の靴に使いたいのが、カラースプレー。傷が付いた際の補修や色落ちには、スプレーをサッとひと吹きして補色するといい。さまざまな色がラインナップされており、あわせて揃えたいアイテムだ。

シューツリーは、木製&ネジ式を選ぶ!

シューツリー/コルドヌリ・アングレーズ

綺麗なプロポーションを保ったまま長く履きたいなら、欠かせないアイテムがシューツリー。選び方のポイントは、湿度を吸収してくれる木製であることと、上部にテンションがかからないネジ式のものを選ぶこと。また使い方の注意点として、脱いですぐには入れず、翌朝に入れること。湿気を中に閉じ込めないテクニックだとか。

「どれもホームセンターなどで手に入るものばかりです。もちろんこだわればもっと高価なものもありますが、どのメーカーも商品研究に力を入れていますから、こういったもので十分なんですよ」

あとは技を磨くだけだが、明石さんによると、やり方を守って時間をかければ、プロとほぼ同じクオリティに仕上げることも難しくないとか。要は“やる気”次第。まずはこれら一流御用達のアイテムを揃えてみるところから、始めてみますかね。

■教えてくれた人

明石 優
靴育て研究家/絵描き。茨城出身。2006年靴磨きを始める。2008年シューズラウンジ brift Hが南青山にopen、百貨店、一流アパレルブランドのイベントなど靴磨きパフォーマンスを経験。2011年独立。現在、世田谷ものづくり学校内『自由大学』、熊谷『NEW LAND』などさまざまな場所にて日本には数少ない靴磨きの講師として活躍。 靴のケアをより身近にしてもらいたい想いで代々木公園にてaozora shoe shine schoolも開講中。 この時代だからこその靴磨きの大切さと奥深さを伝え、靴を手入れすることを歯磨きくらい当たり前の文化へ発展させていく。

吉々是良=取材・文
小島マサヒロ=撮影

■緊急告知!「オーシャンズ」読者向けワークショップを6月25日(日)に開催!!

※第二回の募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。

靴磨きは奥が深い。自分の靴をよりよく育てたいのであれば、明石さんに教えを請おう! そこで「オーシャンズ」の読者に向けたワークショップを開催。一般読者もエントリーできるが、定期購読者なら無料。つまり持っていくものは自分の靴だけ! プロの技をしっかり身につけて、週末のケアタイムを充実させてみては?

日時:6月25日(日)
①午前の部 11:00〜12:30(10:30受付開始)
②午後の部 14:30〜16:00(14:00受付開始)
場所:Creator’s District
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル
*部屋番号は当選者に追って告知を致します。
定員:各回12名、合計24名
持ち物:革靴

*スウェードタイプや起毛素材のシューズはご遠慮ください。
*お持ち頂く革靴の色は問いません。

参加費
・雑誌OCEANS定期購読者:無料
・一般読者:¥3,000
*雑誌OCEANS定期購読者の方は、お連れ様1名まで無料です。
*一般読者の方は当日会場にて現金でのお支払いとなります。必ずおつりのないようにご用意ください。
締め切り:2017年6月1日(木)
*当選者の発表は、メールの発送をもって代えさせていただきます。
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